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秘仏?変わった薬師如来像でした

そのうちお世話になる予定のお寺から、本堂の改修工事が終わって秘仏のお披露目があるというので行ってきました。

お墓をここに決めてからのご縁です。

檀家をもたないお寺が、寺の改修費を賄うためにお墓(樹木葬)区画を売り出しました。本やHPを見た人が遠くから足を運びます。
お墓の予約はしたけれども、お墓に入るのはまだまだ先。
その間に連絡がとれなくなったらどうしよう、とご住職たちが定期的にご連絡をされているそうです。(今回4件宛先不明で葉書が返ってきたと)
お墓を予約した人に、真摯に向き合ってくださいます。

見せていただいたのは薬師瑠璃如来さま。
江戸時代の仏像で金属製(黄銅?)
同時代を思われる金属製の日光・月光菩薩を従えてます。
1200年ほど前と思われる木像の日光・月光も従えてます。
薬壺もった薬師瑠璃如来の仏様。
(秘仏とのことでしたので写真に収めることができなかったのが残念。記憶に頼った記述です)

変わっているのがその手の形。『印相』と言われるのですね。

よく見るのは、右手を肩で開き、左手を下で受けている薬師如来。
薬師様といえば奈良の薬師寺のお薬師様。
薬壺こそ持たれてないが、そうそう、こんな感じの仏様。

奈良 薬師寺さまから拝借の画像

ところが見せていただいた薬師如来さまは、両手を組んで瞑想しているような手の中に薬壺を持たれている。
Google先生に聞いてみたら、よく似た手の薬師如来さまが石川県永安寺にありました。

石川県 永安寺の薬師如来像を拝借

永安寺の薬師如来さまよりもっと小さい薬壺を持たれてました。

作者の銘もなく、閉ざされたお堂の中に座しておられた仏様。
日本には神社仏閣がコンビニの数倍あるという。
由来がわからない仏像などは多いのでしょうね。

敷地内には古墳もあるという古くからのお寺。
住職はこの地にきて3代目。4代目の跡目もちゃんと決まっている。
墓地の契約から始まったご縁。
色々なことで縁がつながります。

※ 仏像に詳しい方がおられたら印相や仏像についてコメントください。

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