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不思議で便利で、、どうしよう?

ケーキなどを買うとつけてくれる保冷剤。
ついつい溜まってくるのですよね。
保冷材の利用方法として、「アロマオイルの保持剤」として使うことが書かれていました。
早速やってみましょう。

保冷材の中身を瓶にあけまして

アロマオイルをたらします。
混ぜ混ぜして、香りが広がるように棒をさします。
(本当は専用の棒があるようですが、今回は爪楊枝で代用)

トイレに置いて芳香剤代わり。
うーん、いい香り。

残念だけど、香りの保持効果はそれほど高くないようで、
次の日には香りが薄れていました。
まあ、アロマオイルを足していけばいいか。

ところがズボラな私の事。
そのままトイレに置き忘れ。

だんだんと担体が痩せてきますね。

どんどん痩せて、カラカラです。

上から見るとこんな感じ。

ところが不思議。
これに水を加えますと・・

また、復活するのですよね。
ここにアロマオイルを加えたらまた芳香剤になります。

またトイレに戻ります。

水をたくさん含むことができる高分子化合物。
保冷剤として使われるほかに紙おむつや、ナプキンなど、色々なものに使われています。
私の子育て時期は布おむつから紙おむつへの移行期だったので、紙おむつにどれだけ感謝したことか。

ところが、この水をたくさん含む(繰り返し利用できる)のが困ったことにもなる。
ポケットにナプキンが入っているのに気づかず洗濯してしまったらえらいことになるし、カラカラに乾いた保冷剤を流しに流したら排水ネットがパンパンになってえらいことになった(排水管に流れていたら詰まっていただろうから間一髪で免れた)

保冷剤などに用いられる高吸水性ポリマーの化学式はこんな感じ。

秋田大学資料 http://ene.ed.akita-u.ac.jp/~ueda/education/menkyo/2011_Sasaki/page2.html
より転載

ナトリウムを含む有機物なので、燃やせば二酸化炭素と水になる?
廃棄は可燃ごみらしいです(自治体によって違いますが)

何度も繰り返し使えて便利なもの。
それは自然に朽ちてはいかないもの。

作ったものは、無くすところまでが一連の流れ。
廃棄できない、廃棄のやり方が決まっていないものなんて危ない危ない。

保冷剤。
便利で、不思議で、・・ちょっと困ってしまうかしら?


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