美術館に行って、展示より鑑賞者が気になるという憂鬱
憂鬱な体験東京都現代美術館の『オラファー・エリアソン ときに川は橋となる』(2020/6/9-9/27)に行った。コロナ禍の平日だったが、昼過ぎの美術館にはにわかに人気が満ち、特に目玉のエリアソン展には各作品に10人以上が集まっていた。
私は現代美術を中心に展示を見に行くのが好きであり、かつ大学の講義でしばしばオラファー・エリアソン氏の作品が言及されていたため、実物を見られるのを楽しみにしていた。
内容は詳しく述べないけれど、エリアソン展の作品は、光や水や鏡、そして影を利用