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就活用のメールマナーに,学校教員が考えていること 〜私ならこう考えます 学生教育その4 メールの失敗例〜

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就職活動の採用担当者へ送るメールマナーについてまとめてます,いえやすです.
今年度,就職活動を行う学生達の担任として,理学療法士養成校で勤めておりますので,記事にまとめてみました.この記事は理学療法士養成校に限らず,一般大学生に共通する内容です.
教員である私自身も,学生やお偉い外部の取引先の方まで,毎日様々な人と10通以上のメールを交わしていますので,その経験も含め,相手に失礼なく,感じの良いメールマナーについて解説します.
仕事で加えて,LINE,Googleチャット,Slack,facebookのメッセンジャーも活用していますが今回それらは割愛します.

大学生が普段使い慣れているLINEのやり取りのマナーとは別で,メールは一定のマナーが存在します.大学生が就職を希望している組織へメールを送る際には,既に面接が始まっていると認識しましょう.なぜなら,メールのやり取りでもその大学生の能力が垣間見えるためです.実は顔を相手に見せる前に,第一印象が存在しているのですね.

就活時に社会人マナーのないメールを採用担当者に送ると,相手は次の3つを考えています.

1)就職してからも取引先にも無礼が多くありそうで既に心配.
2)メールマナーはググればわかるのにこれでは普段の問題解決能力もないかな.3)この失敗したメール内容で送って良いと思えた感覚が心配.周りに相談するコミュニケーション力が不足しているのかな.

10年前に大学生であった,当時の私が上記内容をみたとすると,
「そこまでマイナスなことを感じ取るの?そんな難しいこと考えなくてもいいじゃない...」
と正直思いましたけど,社会人10年経って多くの採用者とお話しする機会が多いと,その言葉の端々には,上記内容が含まれています.

職種にもよりますが,メールは就職活動時のみではなく就職後も生涯使用しますから,一度覚えましょう!
私が養成してます「理学療法士」という職種でも,デスクワークでないもの年に10通はメールする機会があるのではないでしょうか.

それでは,マナー不足の失敗例と正解例を示します.
今回想定している例は,就職を希望している組織に対して施設見学やお話等のお時間を頂くために,初めて送るメールを提示します.失敗メールを読んだ際の採用者の心情の一例も提示しますし,大学生の皆さんはどのように改善したら良いのかも考えてみましょう.

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大学生の皆さんは読んでみて如何でしょうか?
今すぐメール内容を修正できそうな大学生はマナー習得済みです.

という私も大学生時代に

「あなたは失礼なメールを送ってます」

と採用者側から返信頂いたことがあります.
そんなに失礼だったのかと,当時はその返信に驚きました.
...ただ,指摘を含めて返信して頂けたのでまだ良かったですね.

次のブログに改善例を示しますのでご確認ください🙌

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