「普通で最高でハッピーなわたし~特別でもなんでもない二度目の人生~ 」を読んでみたお話
最近,SNSでこの書籍をみかけて読んでみました,いえやすです🙌
この書籍は
「障がい者は暗いところからスタートして,最後明るくなりましたって定型もうやめません(笑)?」
という筆者の本音でありながら,インパクトのある始まりでした.
僕自身最初は医療系の知り合いのSNSをみて知って,脊髄損傷者の一意見を知りたいと思って読もうと思ったところでしたけど,読んでいると筆者の考えがストレートで,そしてフラットな方でした.
「脊髄損傷者だから」というよりも,1人の人間としての考え方を述べられており,僕自身その考え方を自分毎に活かしたいと思いました.
その具体例3つを紹介します.
①自分が身を置く環境を自分でしっかりと選んで整えることは重要
病院に入院していると同じ境遇である人が周りにいない際に,気持ちをわかってもらえず病みそうになることがよくあるとのことです.そういったところからどういった環境にいるように自分が選ぶかはとても重要と述べています.これって障害の有無に関係なく,日常で自分毎として非常に納得する部分でした.
②もし自分が憧れの人になったときに,その先に何があるのか考えたことはあるか?
これは嫉妬や憧れに対する付き合い方について述べてました.身近に憧れの人がいて嫉妬して執着するのは仕方ないこととしても,その憧れの人自身が自分に満足しているかはわからないし,その人自身も別の人に憧れているかもしれないとのことです.その人の個性も含めて魅力的である部分もあるわけで全く同じようにはなれないだろうし,深堀してみて真似できる部分があればやればいいということでした.全くコピーしたように同じ人になることはなれないし,変えられるようのないところに執着してもいけないという,もっともな話で納得しました.
③できなくなったことに対して,なぜそれまでの自分と比べる必要があるのか?
悔やんで元に戻るなら悔やめばいいけど,そうでなければ諦めた方がいい.それに過去の自分にしがみつくほど誇れる人生を歩んだのか?等を考えると,今後の経験を重ねていくことで自分が豊かになるべきだと思ってる.
と,色々と「障害だから」ではなくて,今の自分の「考え方を考えさせられる」書籍でした.
全くコピーの人にはなれなくても,こういう人になりたい!と思えるロールモデルを見つけてほしいとのことでした.
スーパーポジティブ!笑
とも正直思いましたけど,なんだかとても魅力的な考え方・人だなぁと素直に思います.
障害に関係なく,ネガティブな人,何かに今不安で困っている人等にも,是非読んで頂きたいと思った書籍でした😊
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