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あつあつ君を使いこなそう!③

【②からの続き】

②を書いてから約半年……ご無沙汰すみません。
今回は、快適なあつあつ君ライフを過ごすうえで「買って役に立ったグッズを紹介」という切り口で書いていくことにする。

■あつあつ君の足元寒い問題を解決! 岩盤浴プレート

あつあつ君に入っていて、上半身は熱いんだけど足元が冷える、と感じたことはないだろうか?
どんなサウナにもある現象だが、狭くてドアが人間大の大きさのため熱が逃げやすいあつあつ君には特に顕著だ。
足元を温めるにはどうすればいいか? 
ストーブの熱を下に向かわせるのは大変なので、足元に蓄熱性のあるものを置けばよい。
そんなわけでコレ!

何枚か敷き詰めて岩盤浴に使うプレートなのだが、1枚だけならあつあつ君(M)の足元に敷くのにちょうど良い大きさなのだ。30×30cmで5,500円と値段も手ごろ。
私はいつもマットの上に置いている。

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90℃くらいから岩盤浴プレートもちょっとずつ温まってきて、120℃になると足をつけていられないほどあちあちになる。あちあち過ぎるときは、濡れタオルを敷くなどして調整している。
麦飯石、ラジウム、ゲルマニウム、トルマリンと4種類あるが、私は岩盤浴やサウナでよく聞く麦飯石を選んだ。どれを選ぶかは自分の好みでいいだろう。
サウナと岩盤浴が同時にでき(足元だけだけど)一石二鳥で、なんか得した気分になれる。
ちなみになぜ訳アリ品でいいかというと、足元に敷く分には微小な割れや欠けは全く気にならないからだ。それが気になるのは複数枚をぴっちり敷き詰めて岩盤浴ベッドにするときだろう。
昔から頭寒足熱というが、このプレートを導入して岩盤足浴の態勢にしてからは元々良かった発汗効率がさらに上がった。
石焼き鍋方式あつあつ君を使いこなそう①)でロウリュしまくり態勢」に次ぐ効果的なカスタマイズ、と断言してよいだろう。

■十二色のライティングで、あなたのあつあつ君もらかんの湯に!

光が人間の精神状態に与える影響は大きく、暗くムーディなサウナに入るのとばっちり明るいサウナに入るのとでは、気分は全く違うだろう。
光と同じく、色もそうだ。
なるべく安上がりに光と色をいじってみたければ、12色が楽しめるこちらのLED電球に交換してみよう!

私のあつあつ君の照明は「E17口金」という規格だが、仕様が違うかもしれないので、念のため自分のも確認すること!
こちらを買うと、電球とリモコンがなぜか2セット届く。嬉しいサービスともとれるし、壊れやすいからクレームつけられる前にスペアを渡して口封じ、ともとれる。値段はわずか1,600円そこそこだ。
商品レビューを見ると、リモコンボタンの色と実際点く色がデタラメ、テレビのリモコンに反応する等、さんざんな評価。amazonでよくある中国製の粗悪品かと思いきや、これが意外に使える。
1セットは点いたり点かなかったりのまだらボケの症状が出てきたので、今はもう1セットを使っている。
カラーバリエーションはこんな感じだ。

もちろん色は固定できるし、色なしの普通の灯りにもできるし、明度の上げ下げもできる。ディスコ風にチカチカさせながらも入れるし、色変化のスピードをゆっくりにもできる。
サウナに集中できるので、部屋の照明は消すのがおススメ。
LED電球のカバーはプラスチック製で、サウナの熱で外れやすくなってしまう。いっそカバーを外してデフォルトのランプシェードだけにしてみよう。こちらの方が光の反射と拡散がいい具合になる。
ちなみに私が買った時はLEDが細長電球でシェードつけられなかったが、ある時カバー外せばいいことに気づいた。

■ヴィヒタを買うならフレッシュに限る

サウナといえば白樺、というイメージは定着している。
白樺の枝葉を束ねたものがヴィヒタだ。「ヴィヒタ=枝葉を束ねたもの」なので、白樺以外にユーカリやナラもあったりするが、白樺がもっともポピュラーだろう。
吊るして香りを楽しんだり、体を叩いてマッサージ(ウィスキング)したりする。
家にサウナはないけれど、ヴィヒタは欲しい、という人も多いのではないか。
ヴィヒタには二種類あって、ドライヴィヒタとフレッシュヴィヒタだ。
ドライヴィヒタはドライフラワーみたいなもので、ヴィヒタを乾燥させたもの。水に濡らすと白樺の香りが蘇ってくる。フレッシュヴィヒタは採れたての生ヴィヒタで、かぴかぴになってないやつ。

ヴィヒタは、フレッシュを買うことを強く勧める。なぜなら、フレッシュをそのまま放置しておけばドライになり、一粒で二度おいしいからだ。
しかーし、フレッシュヴィヒタは出荷時期が限定されている。5月下旬~7月にかけてだ。ヴィヒタ欲しい人は、この時期にフレッシュを買っといた方がいい。
私は、下記ヴィヒタの杜から上富良野産フレッシュヴィヒタを5束買った。5束もあれば、フレッシュからドライへの変遷を楽しみつつ1年はもつ。
たしかクール宅急便で届いたため送料は2,600円(北海道→東京)と高かった。

5束で総額9,460円。大きさはrentoのドライヴィヒタの2倍あり、rentoより安かった。rentoはアロマはいいんだけど、ヴィヒタはちょっとね……。
現在ヴィヒタを扱うショップは数多くあるので、5月に入ったらどこで買うか比較検討し、タイミングがきたらフレッシュをゲットしよう。

■入門編に最適なのがrentoのアロマ

あつあつ君に石焼き鍋方式を導入しロウリュやり放題の態勢が整ったら、ぜひともアロマも買い揃えたい。
コスパがよく入門編としておススメなのが、rentoのサウナフレグランスだ。

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現在は最安で1本(400ml)1,100円前後だが、実はこのアロマ、2022年2月に入って突如価格破壊し出した。それまでは1本3,000~4,000円が相場だったから、三分の一~四分の一に値下がったことになる。「原地フィンランドの価格に近づき、適正価格になった」という見方もあるが、真相はわからない。
値崩れ起こした直後、タイムセールきた⁉とばかりにまとめ買いしたが、2か月以上経った今も安いまま。このまま安定してくれることを願う。
私は、日本で販売されているものに限れば、松以外は買い揃えた。松はEMENDOのPinewoodを持っていたので、あえて買わなかった。
各アロマの個人的な感想はこんな感じだ。

・白樺…理想的なヴィヒタの匂いを科学的に創出して実現させたような香り(本物のヴィヒタは意外に香り弱かったりする)。定番なので持っておきたいが、売り切れていることが多い。
・ユーカリ…白樺よりこっちの方が好きかも。白樺はどこのサウナ行ってもあるから食傷気味。
・タール…古い木のような匂いで、最初は狭い箱の中で使うと窒息感があり好きになれなかった。が、使ってるうちに穴蔵の奥に入り込んでいくような、深海の底に沈み込んでいくような滋味深さに気づく。解放系の華やかな香りとは真逆だが、わかってくると好きになる渋好みの香り。
・シトラス…柑橘系の香り。
・森林…白樺やユーカリを薄めたような弱めの香り。松に近いと言う人もいる。
・ベリー…甘酸っぱい匂いで、酸っぱさが勝っている。梅っぽさもある。
・ジンジャーブレッド…Winter Spicesがなぜかジンジャーブレッドと訳されている。生姜を使ったケーキみたいな甘い香りがする。あまり好みではない。

おススメの買い方は、楽天の39ショップで4本買うこと。送料無料になり、4,500円ほどで済む。
白樺かユーカリを選び、タールも買い物かごに入れるのがおススメ。あとの2本はお好みで。

■ラドルスプーン(saunizm)でロウリュしよう!

あつあつ君でロウリュするのに、サウナ専門店で売られているラドル(柄杓)と桶は必要ない。
大き過ぎるからだ。あれは5人以上入れる一般のサウナ用。
ただでさえ狭い箱の中では邪魔になるし、小回りの利かないロウリュになりストーブに水がかかってしまうリスクも増す。

最初私は、紙コップでロウリュしていた。ロウリュ水を紙コップに入れ、かけるときはコップの縁を折って水を出やすくした。
しかし、なんとも風情がない。3セット目くらいになると、アロマの成分が原因か、コップの底から滲みて漏ってくる。
あつあつ君のロウリュ用柄杓に最適なのは、saunizm のラドルスプーン。
ロウリュ用の柄杓を模して作られた本来は食事用のスプーンだが、これがあつあつ君のサイズ感にぴったり。

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小回りも利くので、濡れてない熱々の石も狙いやすい。本格サウナに入ってる気分にもなれるし、小さくてなんかかわいい。


ロウリュ水を入れる容器に関しては、紙コップから一時的に急須を経て紙コップに戻り、現在電子レンジOKのプラスチックコップを使っている。電子レンジOKのわりに(だからこそ?)触るの嫌になるほど熱くなってしまうため、木とか熱を帯びない丁度良いサイズのやつを探さないとなー、と発展途上段階だ。

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