見出し画像

あつあつ君を使いこなそう! ①

久しぶりの更新だ。前回から4カ月以上ぶりか。
書き出したころは読んでる人いんのか?って思いが強く、なかなかモチベーションも上がらなかったが、これを読んであつあつ君購入しました!という報告も届いた。
Twitterメインでやっているのだが、箱型サウナの購入報告もちらほら聞かれる。

なので今回は、noteに飽きちゃわないうちに、自分が一番書きたかったことを書くよ。
あつあつ君が自分家に到着してからの続きは折を見て書くことにする。

今回は、あつあつ君を使いこなすためのお得情報を書くよ!
ものすごくニッチだけど、欲しい人にとっては渇望している情報じゃないかな。
あつあつ君以外の家庭用箱型サウナでも、応用は利くと思うよ。

※すべて私の経験に基づくものであり、ヘルシーサウナ社公認の使用法ではありません。カスタマイズは安全に十分配慮し、自己責任でおこなってください。

■うちのあつあつ君 基本情報

・あつあつ君(ヘルシーサウナ社製)
・Мサイズ 
 間口69×奥行き76×高さ166㎝
※ちなみにMが最小。M・L・LL・XLとあり奥行きが変わるだけ。最大のXLが95㎝(1人でゆったり入れる。2人は無理)。
新品価格は税込みでM42万、XL52万(目安)。配送・設置費が別途で数万円。

・住居の契約アンペアは30A(記事執筆時点)
100Vのあつあつ君と同時に使うとブレーカー落ちてしまう家電は、電子レンジ、掃除機など。
ちなみに、洗濯機、除湿器の同時使用はOKだった。

■マットを敷こう

当然のことだが、木の座面に直接腰かけ汗をボタボタ落とすと、劣化が速まる。
専用品じゃなくてもいいので、サウナマットを敷こう。
私は、足元にはバスマットを二つ折りに、座面にはマイクロファイバー製バスタオルを四つ折りにして敷いている。

画像1


■電源はコンセントから直接が理想
無理な場合、使える延長コードもある

あつあつ君を設置するときは、電源の近くに置くのが理想だ。
一般家庭では、差し込み口が2つあるコンセントが多いだろう。その1つに直接差し込む。でもう1つは使わない。
これが、推奨されるあつあつ君の電源接続法だ。

しかーし、電源遠い、延長コード使わざるを得ない。そんな状況もあるだろう。私がそうだった。
20年以上前から家にある延長コード使った結果がコレ。

画像2

くんくんくん、なんだか変な臭いがするぞ。焦げ臭いような臭いが……
コードを触ると、こちらもとっても熱々君。危険を感じるほど熱を帯びている。通常の家電の何倍もの電熱負荷がかかっているのだろう。
プラグを見て、ギャフン! こりゃ火事んなるって。

がしかーし、延長コードは使いたーい!
そんなわがままな私の願いを叶えてくれた商品がコレだ。

発熱を抑え、熱に強い二重ボディがウリの、Panasonicの延長コードX。
私は1mと5mを持っていて、1mのほうを使っている。なんとなく、長過ぎるとトラブるんじゃないかという心配。
2年ほど使っているが、発熱や発火は見られない。
ヘルシーサウナ社推奨の使い方ではないので手放しでお勧めはできないが、とりあえず私は使ってて問題ないのでご参考までに。
こちらも、2つのうち1つのコンセントだけ使うようにしよう。タコ足配線など厳禁だ。

キャスター(車輪)付けると便利だぞ

あつあつ君は、Mサイズでも約100kgある。一度場所を決めて置いてしまうと、動かすのに相当難儀する。大人数名がかりで、持ち上げるというより床を擦っての移動になるだろう。
な・の・で、底に車輪付けちゃおうってわけ。台車の上に置くというやり方も考えたが、地震などで倒れやすくなるので却下。

でamazonで買ったのが、ナイロン製のストッパー付きキャスター。1個につき耐荷重が25kgあり、これを計6個付けた。

しかーし、ある日サウナずらして掃除しようとしたら、動きが鈍い。車輪がぐしゃっとつぶれてたってわけ。
計150kgの耐荷重でも、100kgの下に付けるとぐしゃっといくのね。

でもって買い直したのがコレ。ナイロンゴム製で4つの総耐荷重は350kg。
※売り切れになっていたら、同等のものを探すこと!

画像3

これを四隅に付けた。
ちなみにキャスター取り付け用に、底面の2辺に追加で角材を取り付けている。真ん中にもあるが、これは先のぐしゃっとなったやつの2個を付けるために。
1年半以上経つが、とりあえず四隅に付けとくだけで問題はない(総耐荷重350kgの実力!)。

さらに言うと、箱型完成形のあつあつ君に取り付けるとき、箱を完全に横倒しにしてしまわない方がよい。起こすとき苦労するからだ。ハーレー倒すと起こせない、みたいな。

画像4

こんな風に、何かに半分寄っかかる状態にすると、後々起こすのが楽だぞ。
私の場合、ベッドと衣類が入った袋に寄っかけたが、固いものよりクッション性のあるものの方が、双方傷付かずに済む。

■効果絶大の大改造! ロウリュしまくるためには

あつあつ君の最大の特徴は、箱型にしては珍しい、サウナストーンを使用したフィンランド式サウナである点だ。同じくフィンランド式の神戸メディケア「ロウリュ 檜」と比較すると、値段は半額以下というお得さ。

じゃあさ、あつあつ君てロウリュできんの?
これは、長らく家庭用箱型サウナ業界で未解決だった命題だ(俺の独断では)。今日ここに、その疑問に対してはっきり答えを出そう。

答えは、できます! 
購入検討のためヘルシーサウナ社まで足を運んだ方の話によれば、ロウリュできますよ~と担当者が実践して見せてくれたとのこと。
また、ヘルシーサウナ社のツイッターアカウント(残念ながら2011年6月で更新が止まってしまっている)には、ロウリュに関する記述が見られる。

よ~し、あつあつ君買って明日からロウリュしまくるぞ~!
そう思ったあなた、ちょいと待ってほしい。
まず、買っても明日すぐ届いたりはしない。コロナ禍とサウナブームを反映してか、納期が2,3か月先だったりするらしい。
少し話が逸れたが、実は公式サイトのどこにも「ロウリュ可能」とは謳われていないのだ。

これ、どゆこと?
ほら、サウナ施設でも、ストーブの上のサウナストーン熱するフィンランド式なのに「絶対に水をかけないでください」と注意書きしてあるところがあるだろ。
これはつまり、ストーブがそもそも水に耐えられるように作られていない、ということ。
あつあつ君も同じで、多少水かかるくらいなら許容するけど、がっつり水かけても壊れないという保証はないですよ、ということではないか。
以上、完全に私の推測であること、お断りしておきたい。

だったらさ、ストーブに水かからないように石置いてロウリュすればいいじゃん。
そう、そうなのです!

画像5


上から見るとこうなってる(↑)ストーブの上に直接石を置かず、アルミ鍋などの容器に石をぶち込み、ストーブの上に置いちゃえばよい(↓)。
石焼き鍋方式ね。
ロウリュの水は、なるべく鍋からはみ出さないように注意する。

画像6

画像7

石は、デフォルトの香花石から3~4倍に増やしており、強烈な蒸気が癒しへと誘ってくれる。
どんな石を増やしたの? アロマは何使ってんの? については、長くなるのでまたの機会に書くとする。

石入れとく容器は鍋じゃなきゃいけないんですか? 四角い鍋ってあんの?
私の場合、たまたま100円ショップで300円だったか500円のアルミ鍋を見つけ、これ折り曲げたらいけるんじゃね?と思ったのがきっかけだ。
安物なので、手で簡単に折り曲げられ、四角にできた。でこぼこして汚く見えるが、見ようによっては味わいのあるオンリーワンの成形物になっている。

実は、ここに至るまでに幾多の試行錯誤があった。
最初は、石を増やさず、深さ2cm程度のアルミのバットに入れてロウリュしてみた。浅いため水がこぼれるか心配で、何より石が少なくロウリュのダイナミズムが感じられなかった。
次に、アルミの平板から立体の入れ物を作り、アルミのテープで貼り合わせた。そこそこ深さはあって良かったのだが、そこは素人普請。テープの隙間から水が漏った。溶接で接ぎ合わせば違ったかもしれない。

素材は、軽く、熱伝導率がよいアルミがおすすめ。ストーブ上の空間サイズに合う入れ物であれば、何でもよいだろう。
食パンを一斤焼くパン型を使ってるあつあつ君ユーザーも二人いて、なるほどな~と。サイズがぴったりだったりする。
ただ、パン型には空気抜き(?)の穴が開いてる場合があるので注意。穴はとりあえず、アルミテープでふさいでしまおう。

ストーブの外側であるストーブガードは、壁に取り付けられている。
想定以上の重さの石置いたら落ちちゃうよね。
なので、ガード下の高さにぴったり合うくらいの高さで支え木を嚙ませよう。


画像8

画像9


上の白い部分の素材はケイカル板。不燃性に優れ、ストーブ周りを囲む板として使われている(↓)。
支え木には、解体の際に割れてしまったケイカル板を再利用。なので接着剤の跡があったり、形が不完全だったりする。
さすがに、ストーブ下の金属に木を直に付けるって燃えそうじゃないっすか。

もちろん、木とケイカル板じゃなくてもよい。
レンガなど、雰囲気のある素材を高さ調整して噛ませるのも手だろう。
石を増やしたら、ガードが落ちないよう下からもガードしようってこと。

画像10

とりあえず、今回はこのへんで。
次回は、「あつあつ君を使いこなそう!②」を書く予定だ。
ノッてきた書きのテンションを維持したまま、なるべく早期に仕上げたい。
感想等いただけるとやる気が出ますんでよろしく!

【続きはこちら】




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?