住宅メーカーの営業マンから見た地域工務店?
こんにちは、いえさかです。最近は地域の工務店さんもすごく勉強されていて、良質な高気密・高断熱住宅を施工されています。お客様から良くある悩みの一つが、ハススメーカーか工務店か?です。いえさかはハウスメーカーの営業だったので、その視点の主観で地域工務店を深堀りしていきたいと思います。あくまでも主観なので参考程度にお考え下さい・・・
ある時、そのフレーズは突然に・・・
「あのぉ~ いえさかさん。実はもう1社だけ検討したい会社があって・・・」
「えぇ~ そうなんですね。 どちらのメーカーですか?」
「実は、地域の工務店さんなんです」「両親の家を建てた工務店さんで、
親が1回は見ておけというもので・・・」
良い感じで商談が進んでいたのに、まさかの地域工務店・・・しかも親の関係!
「目一杯の笑顔で!一生に1回の家づくりですから どうぞ どうぞ ・・・」
気に入ってないのかなぁ・・・とりあえず次回の打ち合わせだけ決めよう
「ちなみに、何工務店様ですか?」「〇〇工務店です」
「あぁ~ 〇〇町に事務所がある…」・・・この後一緒に〇〇工務店のHPを一緒にチェック
「木の感じを全面に出されて、素敵なお家だと思います。」・・・いろいろやり取り
「それじゃー 〇月〇日 の 〇時にお会いしましょう」
元ハウスメーカー営業のいえさかが思う地域の工務店の良いところ
自由度の高さ・・・間取り・デザイン・設備 基本 何でもできる。
自然素材をふんだんに使える。
価格も要望に合わせやすい。
融通が利く(マニュアルや会社の決め事などが無い場合は、変更などしやすい)
オリジナリティーの高い家が造れる。
元ハウスメーカー営業のいえさかが思う地域工務店のもう少し!のところ
デザインが良い=いろいろできるんだけど結局予算が取れないとオリジナリティーは出なさそう。
自由に設備も選べる?=選べるけど、良いものは高いので予算オーバーにはご注意!
アフターメンテナンスの実績=採用実績の少ないものを使う場合は、メンテナンスで困りそう。費用・耐久性の問題でお客様ともめそう。
工務店によっては、ローン・登記の手続きはノータッチで施主が手配することもある(すべてではありません)
後継者の問題=建設業は多い。事業継続できるかは、経営者次第です。
勉強している工務店とそうでない工務店の差が大きい。(耐震・高気密高断熱・ホームページ・SNS・集客)
モノの値段は、品にもよりますが割高になることが多い。(取引の量によって)
町の工務店で良い家を建てるための視点チェックリスト
□ 耐震等級についての説明 耐震等級3 + 構造計算を全邸行う。
□ 断熱基準は、HEAT20 G2 以上 最低でも40年以上住むならHEAT20 G3 基準がおススメ!
□ 気密測定をしてくれる C値 0.5㎠/㎡以下を約束してくれる。
□ 冷暖房の設置計画について、冷暖房負荷計算をしてくれる。
□ 日射を計算して、建物の配置・形を提案してくれる。
□ 建ててから60年間のメンテナンスについて、頻度、おおよその費用の目安などの説明がある。
□ ホームページの更新が頻繁(最低1回/月)施工実例も豊富にUPされている。
□ お願いをすれば、お引き渡し住みのオーナー様の住まいを見せてもらえる。オンラインも含む (光熱費などの証拠確認)
□ 建築中の現場で、構造の説明をしてもらえる。(現場がきれいかも見ましょう!)
□ デザインについて、豊富な実績がある。
□ 太陽光発電 蓄電池について積極的
みなさまの住まいが真に価値あるものであることを願っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?