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この10年に限っていえば、間違いなく「分譲マンション」でしょうね

あなたの周りにもいませんか?「マンション買ったらが値上がりした」「売却したら、ン千万儲かった!」マイホームを買っただけなのに。年収の何倍もの資産が手に入ったわけです。データで説明してみましょう。

新築マンションは約37%上昇(首都圏)

10年前の2009年、新築マンション販売単価は64.2万円/m2でした。
それが、2019年には87.9万円/m2に上がりました。
約37%も上昇したわけです。

2019年戸当たり平均価格は5,980万円。
割り戻すと10年で1615万円上がった計算になります。

ただし、新築マンションの売り出し現場が「都心比率が高まる」「駅に近い比率が高まる」「超高層化」すればおのずと割高になるので、単純にどの場所も37%値上がりしたと解釈しないでください。データ出典元はすべて「不動産経済研究所」

中古マンションは、もっと上がってます

次に、中古マンションのデータです。首都圏、東京都、都心3区それぞれ成約単価を10年前(いずれも12月度)と比べてみると、

首都圏
2009年:38.45万円/m2
2019年:54.89万円/m2 → 約43%上昇

東京都
2009年:51.49万円/m2
2019年:72.53万円/m2 → 約41%上昇

都心3区
2009年:84.83万円/m2
2019年:116.02万円/m2 → 約37%上昇

となりました。仮に70m2(約21坪)の広さだとすると上昇分は、

首都圏:1,150万円
東京都:1,473万円
都心3区:2,183万円

になります。

上昇率は、首都圏>東京都>都心3区 だけど、
上昇額は、都心3区>東京都>都心3区 ですね。


つまり、立地条件の良いマンションを選んだ人ほど
買ってよかった感が強いということです。

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中古マンションのデータはすべて「東日本不動産流通機構」が出典元です。

もちろん、マイホームとして買った前提なら、値上がりとか関係ないし、関心もないという方もいるでしょう。とはいね、ただただ単純に「下がるよりは良い」はず。

なぜ、このようなことが起きたのか?これからはどうなるのか?何回かに分けて投稿していきたいと思います。

#買ってよかったもの


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