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絵に聞いていたこと

ieniiru(家にいる)と名乗りだしてから、いつのまにか6年たちました。

名乗り出したその当時はもちろん「ステイホーム!」なんて言われていなかったですが、おうち時間が大好きで。

当時、せっせと家でしていたことといえば

洋裁、ベランダ菜園、丁寧な家事、webデザイン的なこと、アートセラピー、瞑想

なのですが、コロナ自粛生活がはじまってみると、自ずとまたこれらの領域に還っていくことになりました。

眠っていたお宝との懐かしく新鮮な再会。あぁ、歳を重ねるってうれしいことなんだ!とはじめて知ることができました。

(しかも、こちとら歳をとっているからそれなりに知恵もついて、前よりもうまく事を進められるようになっている!)

実は「こんな現象が起こるよ」という予告、アートセラピー(絵画療法)を通して自分の絵から受け取っていました。

3月末頃、なぐり書きの線描の中に形を見つけるワークをしていたときのことです。5〜7個の形を見つけて、それぞれのイメージが象徴するものを読み解いていきます。

踊る人、ターバンを巻く女性、耳掻き、しゃべるお魚、♡、缶詰のオープナーなど

見つけた形のうち、特に印象に残ったのは「缶詰のオープナー」でした。

というのも、いままでいろんな人とセッションをしてきましたが、缶詰のオープナーが出てきた人はいなかったからです。笑 それくらい、特異性のあるサインでした。

たしか、この絵を描いたのは週末に外出自粛要請が出ていた頃で、日本でもロックダウンはありうるのか?スーパーに買い物にも行けないんじゃないか?みたいな雰囲気がありました。

だから、備蓄品としての「缶詰」が意識の表の方に上ってきたのかな?という感じがします。

でも!絵画療法的にはそれだけじゃ終わりません。

見つけた形=無意識の投影

もう少し深層を丁寧にみていきます。

○「缶詰」といえば?

重たくて邪魔・あまり食べたくない・とっておくうちに古くなる・いらない

ちょっとネガティブな印象が自分の中にはありました。

でも、見つけたのは缶詰じゃなくて「オープナー」のほう。缶詰がある・必要という前提でもう一度連想し直してみました。

○「缶詰」といえば?

非常時に役立つ、ジューシーなまま取っておける

ここまできて、”非常事態である今まさに、かつて仕込んでおいたものを取り出すことになるのかも”そんな意味だとわかってきました。

それでも最初は「いらないもの」「古いもの」を捨てよという警告系のメッセージかな〜と思ったのですが、

いざ蓋を開けてみたら(例えが渋滞してる!)

ただただわくわくする「再会」ばかりでした〜。

見つけた形=無意識の投影

と書きましたが、わたしの経験上、無意識に眠っているものを意識上に釣り上げることは、未来予知のような働きをしてくれます。

チャンスの気配に敏感になり、いわゆるシンクロニシティ的なことにもよく遭遇するようになるのです。

もはや教わったアートセラピー(=癒し)とは違うものになりつつありますが、「未来をキャッチする道具」として、これからも自分や人のために活用していきたいです。

※2020年08月追記

上記に出てきたアートセラピーのワークを体験していただけるよう、動画を撮りました。

◎Step 1 転写する

◎Step 2 発見する

◎Step 3 対話する

どうぞ、お楽しみください〜。

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