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いえながのやくそく vol.7

おはようござます。
今日は5月3日、GW2日目の朝。
今日も天気が良さそうだ、コロナがなければ連日の陽気で外に出れずにはいられないところだ。 がしか〜し、それはならんよ明智くん。
本日もstay home。
でも夕方に楽器吹きに秘密の花園(芝)いっちゃうかも。
もうそれ以外はすっかりstay homeな日々。

トータルすると1年の3分の1くらいは旅で不在だったバンドマンライフの中で、こんなに家で家族だけとじっくり向き合う時間ってなかったなぁと気づく。
子どもも今は学校へ行ってないし、朝から晩まで一緒にいて一緒に遊んで、三食&おやつも一緒に食べて。
「3密」には近づかないけどその反面、家族との密具合はすごいのだ。
そう思うと貴重な日々だなぁと気持ちを改める。
毎日を楽しまないと。
そんなgood morningの一曲は映画『第三の男』から

いいなぁ、楽しそうにJAMってるなぁ。
早くJAMりたい!!、、という気持ちが湧いてきちゃいますねぇ。
最近はもっぱらメトロノーム先輩とのセッションばかりなんで、ヒューマンなbeatに飢えてる。

でも最近のAIは侮れないな。
近頃、Spotifyのオススメ選曲がかなり自分に合ってきた。
以前はオススメのプレイリストの中にもこれは聞かないなぁっていうのがあって「まだまだこいつ(AI)オレのことわかってないな」と思っていたら、最近はもうドンピシャのばかりオススメしてきて、いちいちイイんだけど逆にあいつ(AI)に洗脳されてる感じがして、どうも素直に喜べない。

でも使い続けていけば再生する曲のデータはだんだんと集積され、その精度は益々向上しそうだ。
そうして好みな曲ばかりをオススメされ続けると飽きてくるのか、どうなるのか、、最終的にはAIとシンクロする境地に至るのか、、そうやっておれとAIは一体化していって、、最終的には自分を乗っ取られる、、って妄想。w

そんなAIからの1曲はRamblin’ Jack Elliottで「Falling Down Blues」

「うわ〜、ええやんこれ、誰なん?」って思わずAIに声かけちゃいそうになりました。
友達だったら絶対聞いてるところ。
、、、そもそもこのプレイリストは自分で好きなアルバムをどかどか放り込んだもので、全部自分の好みなのは当然である、ということに気づいた。
でもその元を辿ればAIがオススメしてきた曲で、それが気になったから今度ゆっくり聴こうと放り込んでおいたプレイリストでもあるのだ。
そうならばやはりAIのセレクトとも言える。
どこまで遠くまで行ってもお釈迦様の手のひらで遊んでる孫悟空のようだ。でもお釈迦様の手のひらで遊べるのならそれは最高な体験だと思うので、素直に受け入れてサブスクライフを楽しんでいくとします。

Ramblin’ Jack Elliottをググってみるとボブ・デュランとつながりがあるようで、そのボブ・デュランからのThe Bandが繋がってくる。
う〜ん、ミュージシャンの交友関係まで考慮して選曲してくるとは。。

Ramblin’ Jack Elliottの他の曲もいろいろ聴いてると「Hong Kong Blues」をやっていた。 大好きな作曲家Hoagy Carmichealの曲で数々のカバーがあるけれど、やはり朝はこの人、マーティン・デニーでしょう。

やっぱりこの曲は最初に銅鑼から入るのがイイ。
朝の目覚めにも効きそうですね。
香港のイメージって僕はこの感じです、行ったことはないけど。
エキゾチックな闇市みたいなところではグレムリンを売ってくれるそうな
怪しい店があったり、路地を入ればギャングがうようよいそうな雰囲気。
そういう「怪しい」への憧れの象徴が「Hong Kong」。
文字面から「King Kong」を連想するところもやっぱりエキゾチック!

この曲を自分でもやりたいけど、やっぱり最初の銅鑼がネックだ。
銅鑼を持ち歩くのは大変だし、軽い気持ちでセッションでやれない。
そもそも銅鑼が重い。。
だからやりたいけどやってない曲「Hong Kong Blues」。

この流れで「Hong Kong Blues」は他に誰がやってるのかと思ってみていたら、サンタナがやっていたのでうっかり聴いてみたら12分間の強烈な演奏で、朝だという感覚を吹っ飛ばされる覚醒JAMでした。

stay homeなGWの朝だしもう少しRelaxしていきましょう。
Ray Charlesの曲をJohn ScofieldとJohn Mayerで「I don’t need no doctor」

1996年に、Black Bottom Brass Band(BBBB)のレコーディングでニューオリンズに行った時は、John Scofieldの弟さんがレコーディングエンジニアで、彼のスタジオで録音した。(って話だったと思う)
濃縮された記憶が残ってる。
また行きたいなぁニューオリンズに。
(多分)そのスタジオの前で撮った写真。
BBBBとゲスト参加してくれたトランペットのKermit RuffinsとパーカッションのMichael Wardと。
一番右で寝起きみたいな顔してるのが僕。

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それではニューオリンズを代表するブラバンの一つ、Rebirth Brass BandとMaceo Parkerがコラボしているこの曲をどうぞ♪

初めてMaceo Parkerを聴いたのは『James Brown’ Funky People』というアルバムだった。これを車でヘビロテで聴いてたなぁ。

こういう音楽がすごく楽しそうで、それをドラムセットもギターもキーボードもないブラスバンド(BBBB)でやってみたかった。
いくつかのリフを繰り返して音楽を作っていく手法がFunkの方程式の一つだと思うんだけど、それが気持ちよさそうで。
聴いてるだけでもこんなに気持ちいいから自分でやったらもっといいはずだと思って、曲をカバーしたり、似たような曲を書いてみたり。
そういうことをずっと続けてきているわけですが、そのきっかけはこのアルバムでした。

そうやってリフを繰り返す手法は曲のサイズが自由になるので、ソロを回しながらパレードを続けるストリートなマーチングバンドには向いていて、ソロもアンサンブルもどちらも無理なく両立してる感じで誠に都合がいい。
こちらはニューオリンズのかっけえ系ブラバンの代表選手The Soul Rebelsとfunkのジェダイマスター、Maceoとの共演。

かっけえ!!こういうシンプルなGrooveを回していきながら熱くなって、
じっくりコトコト煮込んでいくシチューのようなやり方で曲が調理されていく。この味を吹奏楽でも味わえたら面白いなぁと思って、MaceoParkerの曲を編曲してみました。

家永吹産 - Shake Everything You've Got(for brass band)

ほんとはやくこれ生でやってるのが聴きたいなぁ!
コロナ収束してくれ〜〜!

楽譜の詳細&購入はこちらからどうぞ♪

ではオリジナルのJB’sを聴いてください

強烈や〜!!
やっぱりこのfunkマナーのお手本のようなステージング、これぞ王道!
Funk界のジェダイマスター達からはいつも多くを学びます。
瞬間瞬間のgrooveを楽しむという感覚は、お釈迦様の教えにも似たような意味のものがあったような気がします。 
このノリを吹奏楽でも楽しんでもらえたらいいなぁと思って編曲しました。

では、今日もStay HomeなGWを楽しんでいきましょ〜

最後はこの曲でお別れです。はやく平和な日々が戻ってきますように!

Maceo Parker plays Marvin Gaye "Let's Get It On"

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