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サンタンカとシヴァ神のお話

こんにちは。
idumi.artのいづみです。
周波数を整え、感性を高める動植物画デザインを作っています!🦋



今回は「サンタンカ」のお話です🧡

漢字では「山丹花」と書きます。

中国南部からマレーシア原産。
沖縄ではとてもメジャーなお花であり「三段花・サンダンカ」とも呼ばれているそうです。


赤やオレンジ、黄色の小さなお花が房状にこんもりと咲く様子はとっても可愛らしい❤️🧡💛
少し厚めの濃緑色の葉っぱも魅力的ですよね!

最近ではお花屋さんで切り花としても見かけるようになり、私はてっきり夏のお花だと思い込んでいたのですが、調べてみると花期は5月〜10月の秋口にかけて長く咲くと知って驚きました。


そんなサンタンカさん❤️
ヒンドゥー教で有名な“シヴァ神”と特別なつながりがあるお花なんですって!

🎨idumi.art


そもそも私がこのお花を描いたきっかけは、オレンジ色のお花を描きたくて探していた頃、インドの神様についても調べていてシヴァ神との関連を知ったからなんです。


シヴァ神ってなぁに?だぁれ?というと…


サンスクリット語 शिव, Śiva
ヒンドゥー教の神「吉祥ある者」の意

トリムルティ(ヒンドゥーの理論の1つ)では
シヴァは「破壊/再生」を司る様相であり、
ブラフマー、ヴィシュヌとともに
3柱の重要な神の中の1人として扱われている。
世界の創造、維持、再生を司る最高神。
               wikiより



↓青い体で描かれたシヴァを見たことがある方は多いと思います。
(※調べてみると実際は黒色なのだとか…)

なんか踏んでるね😆


絵からもわかるように、シヴァ神は踊りの神でもあります。

破壊と創造を踊るシヴァ。

インド映画で歌やダンスが繰り広げられるのもシヴァ神への信仰ゆえですね!


そして、本題であるなぜこのシヴァ神とサンタンカが繋がるのかというと…


このお花の学名は“Ixora イクソラ”

これは、シヴァを意味するサンスクリット語の言葉をポルトガル語に訳した言葉なのだとか。

なぜシヴァの名がついたのか?というと、、
インドのとある地方において古来よりサンタンカは“シヴァ神に供花として捧げられていた”ということに起因しているのだそうです💐


このことを知ってからサンタンカと出会うたびに、破壊と創造のシヴァ神の姿が重なり、燃えるような激しいエネルギーを感じて胸が熱くなる私です。


そしてもうひと方♡福禄寿さん♡

これまたなんで?って話ですが、以前こちらの記事に、小網神社について書きましたが、ここに鎮座しているかわいい福禄寿のお爺ちゃんの隣に、なんとサンタンカが咲いているのです❤️

私が小網神社に初めて訪れたのが7月でしたので、奇遇にも真っ赤なお花を元気よく咲かせている姿に会うことができました。

新たな創造の前には、破壊はつきものです。
それが大きな変化であればあるほど、破壊力も強いもの…
そして、全ては良くなるために起きること。


福禄寿の満面の笑顔の隣で盛んに燃えるサンタンカに、強い御守護をもらえた気がしています。

ぜひ、夏の季節に小網神社に参拝される際はサンタンカ(シヴァ神)にも会いにいって欲しいです🥰




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