ミシン糸の選び方
今回はミシン糸の選び方を説明しようと思います。
手芸屋さんに行くと、ミシン糸がたくさん並んでいますよね。
私が始めてミシンの糸を買いに行った時に、すごく悩んだ記憶があります。
ミシン糸は、何が違うのかと言うと、糸の色と素材と太さです。
【素材】
ミシンの糸はだいたい、化繊糸、綿糸、絹糸とあります。文字通り、化学繊維でできているもの。綿で出来ているもの、絹で出来ているものです。この辺は好みで選んで良いんじゃないかな?と思います。絹で出来ているものはやはり少し高価ですね。
【色の選び方】
糸の色ですが、ぜひ使おうとしている実際の生地を持ってお店に行くことをお勧めします。ほんの切れ端で構いません。
ビニールに包まれてギュッと糸が集まっている時の色と、実際縫ったときには色の感じがだいぶ違います。お店に色見本の本があると思います。そこで、自分の生地を実際に当ててみてどの色が合うか選んで買うと失敗が少ないです。
【太さ】
最後に糸の太さです。ポイントは30、60、90の数字です。小さい数字程太くなります。つまり厚手の生地向けの糸です。ここで厄介なのが、ミシンの針は数字が小さい程細くて薄手の生地用なんです。糸とは逆なんです。
ただ、ミシン糸にはちゃんと厚地用とか普通地用とか薄手用と書いてあるので間違いはしないと思います。
それで、実際にどれを使えば良いかというとだいたいのものは60番で良いかな?と思います。わざわざ裏地を作るときに90番の細い糸を使うことは私はしないですね。デザインでステッチを効かせたい時とかは厚手用の30番を使うこともあります。
ミシンの糸は、「あるもので済ませてしまいたい」と思ってしまうんですよね。
わざわざ、生地に合わせて糸を買うのって面倒だったりするのもわかります。
でも、ちゃんと色のあった糸を選ばないと、変に縫い目が目立ってしまったり、曲がったりした時も目立ってしまうので、出来るだけ生地にあった糸を選んだ方が綺麗に仕上がります。
ぜひ試してみてくださいね。
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