【ARK】新規・初心者向け情報まとめ【PS4】

【最重要】PC,PS4向けの公式サーバーは2023年8月までで一旦閉鎖となり、新しくリメイクされるARK:Re(ASA)向けにサーバーが切り替わります。
(追記、2023年9月まで延長)



■情報サイト

初心者向けARK日本語解説動画ぴなーチャンネル(Youtube)
https://www.youtube.com/channel/UCBCxAR0EbLDiGBqWbokM3BQ/playlists

米国ARK公式Wiki
多くの情報はここで入手できる。
https://ark.gamepedia.com/ARK_Survival_Evolved_Wiki
数値欄における「TBC」の表記は「不明」の意味。
(米国Wikiの見方:https://note.com/idsuru/n/n01c5e6dc408f

米国ARK公式フォーラム&ツイッター
多くの発表はここで見ることができる。
https://survivetheark.com/
https://twitter.com/survivetheark
日本で販売している「スパイクチュンソフト」はあくまでも日本における代理店のような役割で、開発や運営は行っていない。そのため最新の情報やメンテナンス・不具合状況・苦情などでスパチュンを頼っても意味はない。

アカウントの不具合(データの消失など)は米国のWild Cardに英文で送る必要がある。
申請の方法:https://note.com/idsuru/n/n1fdaabb8abc3

■PVPとPVEとその他のモード

PVPとは対人行為を含むサーバー設定。
プレイヤー間での、プレイヤーやペットへの攻撃、建物へのダメージなどが有効にされている。プレイヤーキル(以下PK)されて持ち物を奪われたり、拠点を襲撃されて資材を奪われたりする。
被害を受ける側の視点で文章が書かれているが、前提としてすでにPVPサーバーには主だった巨大トライブが君臨しており、その覇権を覆すのはまずもって不可能とされる。(例:Lv 100オーバーのプレイヤーが最高品質の装備を持ち、全員ワイバーンとギガノトサウルスに乗って、Lv 1のプレイヤーを毎日かかさず殺し、拠点を破壊して物資を根こそぎ奪って、デバフの病気をかけて、ランダムリスポーン地点に罠をバラまいている状態からスタート)

PVEとは対人行為のない対NPC設定。
プレイヤー間の直接の争いはなく、ダンジョン攻略やボス戦などNPCとのイベントをメインとする。建物の破壊なども行えない。ただし、そのために場所取りになりやすく、建築スペースを確保するために土地を建築物(主に柱+はしご)で埋めるなどの行為が発生する。PVPと異なりプレイヤーはこれを破壊できないため、置いたプレイヤーが撤去するか、サーバーに長期間アクセスしなくなるまではそのままのことが多い。そのためPVPほどではないが、後発のプレイヤーが不利になることは少なくない。

PVP+PVE(PvX、PvXc
エリア限定や時間帯限定でPVPモードになる。

ポカリプスモード
特殊PVPモード。30日でサーバーリセットがかかるルールで、巨大なチームが占領したままの通常PVPサーバーと異なり、30日に一度は全員がゼロからスタートになるため公平なチャンンスが巡ってくる。

ハードコアモード
死んだらレベル1に戻る。

ビギナー
初心者向けの設定が易しい公式サーバー。レベルやエングラムも通常よりも低めに上限が設定されている。ビギナーサーバーから転送はできるが、通常サーバーに移動したあとビギナーサーバーに戻ることはできない。

プリミティブ・プラス
原始的な用具だけのモード。ARKはレベルが上がると比較的に近代的な道具も使えるようになる。発電機にガソリンを入れて冷蔵庫やモーターボートも使用できるが、このモードではそういった近代物は使えないようになっている。木や石でできるアイテムまでのモードで、それ専用のクラフトもある。

クリエイティブモード(非公式限定)
資源消費せずに建築などを行えるようになる。これにより木や石を集める必要がなく、建築や他のプレイだけに専念できる。実用としては公式サーバーなどで建築する前に、「試しに建築する」用途で利用できる。大きさが何マス必要か、壁や床は何枚か、など低コストで実験できる。

バトルロワイヤルモード
PUBGやAPEXのように特定のエリアに複数のプレイヤーが放り込まれ、武器を持って戦う。最初は落下地点の中央に物資が供給される。そのあとは散らばって建築したり、テイムをすることも可能。

※サーバー間の移動に関して
基本的に同じモード間でしかサーバーの移動や転送はできない。例えばPVPからPVEに移動や転送はできないし、ローカルソロプレイからオンラインマルチプレイに移動や転送もできない。

■マルチプレイとレンタルサーバー

ARKはソロプレイとマルチプレイに分かれるが、マルチプレイもいくつかの方法に分類される。基本的に同じソフトや有料DLCを持っていないとマルチプレイできない。

ローカルマルチプレイ: PS4のフレンド登録されたメンバーを招待して同じローカルサーバーでプレイできる。ただしお互いが近い距離でなければホスト側に強制的にワープさせられてしまうため快適なプレイは難しい。
公式サーバーマルチプレイ:公式が用意した数多くのMAPで遊ぶことができる。一般的にはここで遊ぶプレイヤーが多いが、世界中から人が集まるため場所取りになることが多い。
PS4サーバーマルチプレイ:PS4を一台サーバー専用にして遊ぶことができる。ホストはプレイ用とサーバー用で最低でも2台のPS4が必要。
レンタルサーバーマルチプレイ:G-portalやNitradoでサーバーをレンタルして遊ぶことができる。月額200円ほど。支払いにはクレジットカードが必要。
https://www.g-portal.us/ja/gameserver/ark-survival-evolved-ps4-server-rental
https://server.nitrado.net/eng/offers/ark-survival-evolved-ps4

公式サーバー以外のローカル及びマルチプレイにおいて、サーバー管理者は「管理者コマンド(公式実装されているチートコード)」を使ってサーバー環境を管理する必要がある。ARKは公式サーバー以外では生物の発生などが制限されているため一定のエリアまで進むと、初期地点に生物がまったくいなくなるといった現象が起きる。またはワイバーンやドレイクの卵が発生しなくなる、洞窟にアーティファクトが存在しないなど、コマンドでマップ上の生物やアイテムを管理する必要がある。他にも公式サーバーとは初期設定が異なるため自分たちで調整して遊ぶ必要がある。
管理者コマンドの日本語解説サイト
http://arkwright1.blog.fc2.com/blog-entry-815.html
管理者コマンドの参照は以下URL
https://ark.gamepedia.com/Console_Commands/ja
https://wikiwiki.jp/arkse/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%AB
恐竜 召喚 コマンドビルダ
http://knut.hatenablog.jp/entry/2017/09/04/215617

■購入のタイミングとDLCシーズンパス

PS4ストアでも定期的にセールによる割引が行われおり、フルプライスだと8,000円ほどだが、セール期間中であれば半額の4,000円ほどで購入できる機会もある。主なタイミングとしてはサマーセール、ウィンターセールといった季節ごとのものと、ARKの記念セール(新作発売や周年記念)がある。

シーズンパスは現在2種類。
【ARK本体ソフト(+無料MAPをプレイできる)】
アイランド、センター、ラグナロク、バルゲロ
【1st.シーズンパス】
スコーチドアース、アベレーション、エクスティンクション
【2nd.シーズンパス】
ARKジェネシス(未定 2020.02)

PSストアではDLCを単体ごとに買うよりも「本体+シーズンパス」をセール期間中に購入するのが最もコスパが良い(5,000円ほど)。無料MAPのみでも楽しめるが、有料MAPにしかいない生物やイベントもあるため迷っているのならばシーズンパス付きのものをセール中に買っておいたほうがいい。
(PC版のSteamストアではDLC単体ごとのセールもあるがPSストアでDLC単体及びシーズンパス単体のセールはまず行われない)

■日本語版の実装が遅れる

新DLCや新マップのリリースにおいて、特にPS4は遅れがちになる。翻訳やバグのチェック、メーカーへの許諾などで時間差が生じるものと思われる。海外版やPC版では可能な表現に修正が入ったり、仕様自体が変更されたりすることもある。さらにそのために引き起こされる独自のバグも数週間そのままになることもある。

これによる大きな問題は公式サーバーでのプレイに支障が出ることにある。日本語版でプレイを始めるころには公式サーバーでは海外プレイヤーが先に場所を占有して拠点を建てたり、強力な生物や武器を揃えてサーバーを占拠しているといったことが挙げられる。

これに対抗してPS4ストアのアカウント設定を「北米」に切り替えて、北米版のARKを購入してプレイしている人もいる。PS4本体が同じであればPSplusへの加入、ARKのキャラクターデータは継続して使用できる。

■サーバーダウン、アプリケーションエラー、ラグ

ARKは処理容量が大きいゲームであるため、ログインするだけでPS4がエラーを起こしてアプリケーションが強制終了することがある。プレイ中もMAPオブジェクトを大量に読み込んだ瞬間にエラーダウンすることも少なくない。
特にアベレーションMAP、エクスティンクションMAPの一定のエリアはエラーダウンしやすい。マップ内のオブジェクト(設置物)が多いために引き起こされる。
プレイヤーの建築によっても同じことが起きる。読み込み負荷が高い建材としては「石>木>鉄>わら」と言われている。石の巨大拠点などは数秒間身動きが取れなくなるほど。自分の拠点でも読み込み負荷を感じるが、他のプレイヤーはそれ以上の読み込み負荷を受ける。そのため公式サーバーで必要以上の石の巨大建築は嫌われがち。
MAP転送したあとは一旦ログアウトしてアプリケーションを再起動し、ログインし直すと多少は改善する。

公式サーバーでは意図しないサーバーダウンが起きたときにロールバック(時間が戻される)ことがある。脱出したはずの洞窟内から始まったり、テイムし終わったはずの生物がテイムできていなかったりする。
右下に定期的に「セーブ中...」というメッセージが出るが、その直後ならロールバックしても時差は少ない。

■推奨の設定変更

・モーションブラー:オフ
・カメラ振動幅:ゼロ~低
・近接カメラアニメーション:オフ
・行動時のカメラ振動を有効化:オフ

以上の設定はカメラの揺れに関するもの。オフにしたほうが視界がクリアになり、カメラ酔いも抑えられる。「高画質化」をオンにすると星空の描画が綺麗になる。通常マップオブジェクトには作用しない。
・ゲーム参加の通知:オン(PVPでは特に重要)
誰かが参加したときにメッセージが表示される。PVEでもトライブメンバーのログイン、ログアウトに気づくことができる。
・デフォルトアイテム:オフ
死亡時やサーバー移動時にスキンなどのアイテムがインベントリに発生する仕様を変更できる。アイテム欄がゴチャゴチャになったり、急いで死体回収をしたいときに邪魔になるのを防げる。スキンが欲しい場合はオンにすれば手に入る。
・一人称と三人称の切り替え
タッチパッドの長押しからリングメニューで選択。
・ライトブルームOFF
・ライトシャフトOFF

日光や照明に関する設定。ONだと基本的に明るすぎて白飛びする。併せて「ガンマ補正」も調整すると夜でも視界が効きやすくなる。

■便利なアプリやサイト

・Dododex(ほぼ日本語対応
生物のテイムに必要な麻酔矢、麻酔、餌の分量を知ることができる。ほかにもステータスの基準値やブリーディング期間などを知ることもできる。プレイヤーの大半は利用しているといっても過言ではない。タイマー機能はあまり正確ではない。(※2020.08.25 アップデートで新倍率が適用される)
・複数タイマー(iOS)、マルチタイマー(Android)
ARKではテイムのほか、ブリーディングにおいても孵化や出産や刷り込みのタイミングで拠点に戻らなくてはいけなくなることがある。事前に知る手段としてタイマーをセットしておくのが有効だが、数が多くなると単体のタイマーでは足りなくなるほか、何のタイマーだったか失念してしまうこともある。個別に名前をつけることができて、同時に平行稼働できるタイマーアプリが有効。
・Arkbuddy(WEBサイト、英語)
https://tristan.games/apps/arkbuddy/
エレメントの消費量などを計算できるサイト。TEKジェネレーターが最大範囲でエレメントいくつで何時間稼働するか(Tek Generator Calculator)、ワイバーンの食料値が何時間持つか(Wyvern Milk Calculator)、といったことを簡単に知ることができる。
他にもいくつか機能はあるがサイトの更新がないため機能が古いままの場合もある。(2020年現在)

■用語・俗称

ヘルス: health、HP、ライフポイント
メレー: melee、攻撃力
ハードポリマー: 通常の黒いポリマーのこと指すが、白い有機ポリマー(生ポリマー)が30分で腐敗するため、トレードなどで間違われないために俗称として用いられている。
モンボ: クライオポッドを指す。ゲーム『ポケットモンスター』のモンスターボールに由来する俗称。
ドラゴン: ボスモンスター。プレイヤーが騎乗して飛行しているものはワイバーンという呼称なので異なる。
ポンショ: ポンプアクション式ショットガンの略。
鯖: サーバー(Server)のこと。

■チャットの英語スラング

チャットはL+タッチパッドで全体チャット、L+オプションボタンでトライブチャットを使用できる。

hi、yo: 軽めの挨拶。「All」と付いた場合には全体への挨拶。
hola: スペイン語の挨拶。
kk: okの略。
u: Youの略。
m8: mateの略。「仲間」などの意味。
ty、tyvm: thank you、Thank you verry machの略。「ありがとう」の意味
yw、np: You are welcome、No problemの略。「どういたしまして」の意
wtf: what the fuckの略。「なんだこれ!?」など驚きを含んだ意味。
omw: on my wayの略。「そっちへ向かっている」の意味。
sup: What's up?の略。「どうしたの?」「何してるの?」といった意味lol: 日本語で「(笑)」「www」などの意味。
jajaja: スペイン語の(笑)の意味。

ちなみに日本語などアジア圏の言語は、北米やEU版のソフトには含まれていないため「[][][][][][][][][][][]」といった□で表示されるようになる。海外のプレイヤーの中にはこれを嫌う人もいる(話しかけても何を言っているか判らないため)。

■プレイヤーのレベル上限と解放

通常ではLv 100までだが、現在ではアップデートで追加されてLv 105まで上げることができるようになっている。
加えて特定のダンジョン*をクリアすることで「レベル上限解放」することができる。30レベルの上昇が可能でLv 135まで伸ばすことができる。(ただし特定のダンジョンはバグによるキャラ消失のリスクが低くない)。ダンジョンはボス戦と同じようにガンマ・ベータ・アルファの三段階がある。
さらに「ちびペット」の使用でレベル上限を追加することもできる。

*TEK洞窟(アイランド)、ロックウェル攻略(アベレーション)

■生物のレベル上限値

ペットのレベル上限はLv 450まで。それを超えるとアップデートをまたいだときに消滅する。クライオポッドにしまっておくことで回避することも可能(2020.02現在)。
ブリーディングを続けると高レベルになりやすいため、これを回避するのにわざと低レベルの個体と掛け合わせてレベル調整が必要になることもある。テイム時にわざと殴ったり、いったん餌を抜いてテイムボーナスを下げてテイムすればレベル5の個体を入手することも可能。

■テイム上限

生物を捕らえてペットにできる数はサーバー内で上限が決まっているため、これを超えると新たに生物をテイムすることが不可能になる。テイムゲージに「テイム上限」と表示されて、テイムゲージが上昇しなくなる。ほかに孵化や交配による生物の増加もストップする。
対策として自分のペットをクライッポッドにしまうか、別サーバーへ転送する。あるいは殺害してテイム枠を空けるという方法がある。ただし、空いたテイム枠はサーバー内で共通のため、自分のためにペットを殺しても、他所の場所で他人がテイムを終えて再びテイム上限に達することもある。

■プラットフォーム建築

イカダ、モーターボート、ケツァルコアトル、パラケリテリウム、モササウルス、プレシオサウルス、ブロントサウルスなどに可能な建築のこと。
特にイカダ拠点は序盤から中盤に役立つ。
建築物の中に錬成炉、すり鉢、作業台、旋盤、科学作業台、発電機、冷蔵庫、ベッド、グリル、調理鍋、保存庫、棚、本棚、餌箱、照明まで設置できる。モーターボートはイカダよりも積載量が増えるためより豊かな建築が可能となる。
金庫や一部のTEK建築は設置できない。

イカダとモーターボートはテイム枠に数えらえるため、テイム上限を超えた状態で水上に出すと所有権を獲得できなくなり「野良のイカダ」が誕生する。破壊もできないのでその場に残り続ける。
プラットフォームサドルの設置もサーバー内で上限が決まっており、越えている場合はプラットフォーム上に建築ができなくなる。

■柱建て

特に公式PVEサーバーでよく見かける光景。
マップのあちらこちらに点々と柱が建てられている。これは場所取りの方法で、他のプレイヤーの一定範囲に新たに建築ができないシステムを利用して土地を確保している。柱や土台のみだと約12時間程度で消滅してしまうため、はしごや天井や壁などを付けることが多い。
土地を確保する理由としては様々。

・建築する場所を確保したい
他の人が近くに建築を始めてしまうと十分な広さを確保できないため、広めに場所を取ることがある。新マップの実装直後に多い。
・貴重な資源を湧き潰しされたくない
「柱+はしご」の場合は資源の湧き潰しにはならないが、「土台+壁」などの場合は近くにある資源が新たにリスポーンしなくなってしまう。特に新規のプレイヤーはこの法則を知らずに、鉄鉱石の近くに採取小屋を建ててしまい資源が湧かなくなったりしてしまう。既存のプレイヤーがこれを防ぐために予め柱を建てておくことが多い。
・マップを封鎖されたくない
悪意の有無はともかく、資源の場所や地形的な通路を巨大門などで封鎖して独占しようとするプレイヤーは少なくない。独占したところで特に利点などありはしないのだが、プレイスタイルとしては確実に何人かは存在する。
ダンジョンなど他に代替手段のないものを封鎖すると通報されて削除(BAN)の対象となることもある。
・読み込み負荷の巨大建築を置かれたくない
石の建材による巨大建築などは公式サーバーでは大きなラグやアプリケーションエラーの要因となることもある。危険な生物と駆け引きする場所(ワイバーンの巣、ギガノトサウルスやリーパーの発生場所)にそういった建築をされてしまうと危険な状態になってしまいプレイが困難になる。

■土台下げ

プラットフォーム建築におけるテクニックのひとつ。柱を置いてから土台を置くことで通常よりも少し下げた状態で設置できるようになる。これを繰り返すことで全体の土台を下げて設置することができるようになる。
効能としてはプラットフォームへのアクセス(イカダの操縦部分)にアクセスしやすくなる、プラットフォームを土台で覆うことでダメージを受けにくくするといった点が挙げられる。ただしリードシクティス(クジラ)の攻撃は範囲攻撃なのでイカダを覆ってもダメージが入るようになっている。
この応用で柱と天井を使って土台を広げることも可能。

■建築上限

ある一定のエリアに建築物を多く置くと、それ以上の設置ができなくなる現象。狭い範囲に相当な数のオブジェクトを置くと制限がかかる。
サーバー負荷軽減のための処置だが、際限なく巨大建築を行うプレイヤーなどが近くにいると自分は建築できなくなるといった現象も起こりうる。

PVEでは似た仕様として建築制限がある。他人の建造物の近くに自分の建築が置けなくなるものである。さらに恐竜リーシュやTEKジェネレーターなど広範囲な稼働領域を持つアイテムは、設置のときに「最大範囲内に他人の建築がないか」で判定されるため、通常よりも制限範囲が広く取られる。上下も判定に含まれるため地形によっては設置できなくことも多い。

■建築不可エリア

主に公式PVEモードでは一定のエリアで建築ができないことがある。洞窟の入口やオベリスクの近辺など。ほかにはクレートが発生する地点には建築できない。見た目は判定が出るが置くと音だけで建築できないので気づかずに建て始めてしまうと囲いなどが完成しなくなる。

■武器・防具・サドルのカンスト値(上限値)

カンスト値を超えたアイテムも存在するがアップデートをまたぐとカンスト値までリセットされる。生物に装備させてクライオポッドにしまっておくとアップデートを挟んでも保存される(2020.02時点)。

武器   298%
サドル  124

布    188
革    188
ギリー  188
デザート  ---(不明)
毛皮   188
キチン  235
鉄    496
スキュー  ---(不明)
ライオッ 570.4
TEK  714.6

■割合ダメージ

「出血状態」では割合でダメージを受ける。アロサウルス、ギガノトサウス、ラベジャー、ディノニクスなどの攻撃に付与される。
ほかに割合ダメージとしてはファイアワイバーンとボスであるドラゴンの炎がある。火矢や火炎放射による炎症も同様。リーパーの酸も同様。

割合であるためHPをいくら上げても耐久できない。野生のギガノトサウルスやボスのドラゴンによる割合攻撃は、どれだけHPが高く、サドル防御が優れていても一定の被ダメージを受けてしまう。(なおエクスティンクションMAPの汚染ギガノトサウルスは出血付与はしてこない)

逆にこれを利用してディノニクスでボス戦を行い、出血ダメージで削りきるという方法もある。ディノニクスの場合は自身のメレーが600を越えると付与する出血ダメージの上限に達する。
アイランドのボス・ドラゴンαをディノニクス単騎で倒した記録もある。

■騎乗解除

ARKの世界では生物に乗って活動することが徐々に増える。採取や戦闘を生物に騎乗した状態で行うことになるが、この騎乗を強制的に解除させる野生生物も存在する。
騎乗を解除されるリスクとしては、落下して死亡する、ダメージを受けて死亡する、睡眠を受けて死亡する、移動できなくなり死亡するといったケースが考えられる。大げさに言ってしまえばARKの世界は人間サイズで生きることは難しく生物騎乗が前提になっている部分もある。そのため騎乗解除させられるということは死を意味するといっても過言ではない。

主な騎乗解除をしてくる野生生物としては、ユタラプトル、ミクロラプトル、プロヴィア、巨大ハチ、メガロサウルス、カルキノス、カプロクス、クニダリア、バリオニクス(水中限定)などがある。
このほかにティラノサウルスなどは咆哮(叫び声)によって条件付きで騎乗解除させられる。その条件とは「咆哮した生物よりも騎乗生物のレベルが低い」場合に起きる。この状態になるとペットのほうはインベントリにアクセスするしかできなくなり、再び騎乗するのにも数秒のクールダウンが必要になる。

■アルファ生物

ARKの世界には「アルファ種」と呼ばれる特殊な生物がランダムで発生する。簡単に言うと「通常種よりも強力な生物」ということになる。赤いオーラをまとって素早く動いている。地上ではアルファ・ラプトル、アルファ・カルノタウロス・アルファ・レックスなどを目にすることがあるだろう。
海や川にはアルファ・メガロドン、アルファ・モササウルス、アルファ・トゥティソス、アルファ・カルキノスなどが存在する。
さらに特殊アルファ種として、アルファ・ワイバーン、アルファ・デスワームなどが存在する。アルファ種は倒すことができれば通常よりも多くの経験値を獲得でき、高品質なアイテムや専用のトロフィーなども獲得できる。

■スタック対策

3Dポリゴンのオープンワールドゲームではマップオブジェクトにスタックして(ハマって)動けなくなってしまうことがある。ARKでも破壊できない岩の間や地面にスタックして動けなくなることがある。脱出方法はいくつかあるが、ゲームシステムで「リスポーンコマンド」は存在しないため、コマンドで自害して脱出することはできない。

・餓死する
スタックした場所で動き回ったりパンチを繰り出し続けると空腹になって徐々にHPが減り死亡することができる。ただし、三人称視点で浮いている状態では不可能(スタミナ回復しないため空腹値も減らない)。
・環境ダメージで死ぬ
極端に熱い、寒い場所では装備がないとダメージを受けるため裸になって死ぬのを待つ。
・被ダメージで死ぬ
壁などを殴ると少しだがダメージを受けるため、これを続けて死亡する。ただし地形の場合は殴っても被ダメージはない。PVEでもトライブメンバーならダメージを与えることができる。
・毒物を食べて死ぬ
腐った肉や有機ポリマーなど食べるとダメージを受けるアイテムで死亡する。ただし、これも浮いている状態だと食べることができないため死ぬことができなくなる。
・足元に柱を建てる
資材や建材を持っている場合は足元に建築することで足場として脱出できることもある。ペットがスタックしたときにも有効。
・飛行生物などで掴んでもらう
アルゲンタヴィスなどで掴んで引っ張り出してもらうことで脱出できるがソロでは難しい。チャットで呼びかけて助けてもらえることもある。
カルキノス(カニ)で掴んでもらうなども有効。グラップリングフックを付けて巻き上げるなどもできる。
・騎乗できるペットを寄せてもらう
騎乗コマンドで脱出できる

■ゲーム目的

「ARKとは何をするゲームなのか?」

・環境に適応する
ARKの世界はまず生存することが困難である。襲撃する肉食生物、熱さや寒さ、水や食料の不足……そういった過酷な環境を生き抜くことがまずは目標となるだろう。
・資源の収集、物を作る
生存に必要なアイテムの作成。そのために必要な資源の収集。加工や保存のための拠点。それらを揃えるためにも多くの困難が立ちはだかるだろう。
・生物のテイム
テイムとは生物を手懐けて仲間にすること。方法は様々だが罠にかけて麻酔矢で眠らせたりする。必要な餌の確保、麻酔のための弓矢、罠の作成、生物の発見などはシナリオがなくとも多くの物語を紡いでくれる。危険なワイバーンの巣に赴き、初めて卵を手にすることは大きな冒険だろう。
・生物のブリーディング
野生のテイムしただけの個体よりも、雌雄を交配させて幼体から育てた個体のほうが強くなる。「刷り込み」と呼ばれる行為を行うことで育てた本人だけ騎乗したときにボーナスを受けられるようになる。
・洞窟の探検、アーティファクトの入手
ARKの世界には様々な洞窟ダンジョンが存在する。通常よりもレベルの高い生物がおり、難易度が高いものとなっている。最奥には「アーティファクト」と呼ばれる謎の人工物があり、アイテムとして入手することができる。
・オベリスクからボスキャラと戦う
主に凶悪な生物となるため会話やシナリオを介すことはない。純粋に戦い勝つか、負けてすべてを失うか。勝つことでボスのトロフィーを入手することができる。
・MAPの最終ボスと戦う
有料MAPにはオベリスクのボスとは別に最終ボスがいる場合がある。アイランドMAP「監視者」、アベレーションMAP「ロックウェル」、エクスティンクションMAP「キングタイタン」などがあり、これらは特別に次のMAPへと続くEDムービーが用意されている。
・エクスプローラーノートの収集、解読
ARKの世界において公式に存在する物語。その断片がMAPに点在している。
何人かのサバイバーによる手記や日記の形式で残されており、生物の特徴や未知の遺跡について触れている。ゲームをプレイするうえで無理に知る必要はないのだが「ARKの世界がどうして生まれたのか?」それを知りたいという好奇心があるのなら先駆者の痕跡を追う価値はある。
倒れたオベリスクを見たとき、汚染された水を見たとき、何者かの亡骸を見たとき、残された古代都市を見たとき、特殊なテイム方法を学んだとき。
ただ瞳に映るもの以上の何かを得るはず。

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