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信念 My belief

「人を喜ばせたいという衝動に従う」

文字を覚えたばかりの子どもが初めて手紙を書く。

”だいすき”

この気持ちは純粋で、まっすぐに伝わるものがある。子どもは自分の気持ちを伝えたいという衝動に従って覚えたての文字を書き、手紙として家族にプレゼントをした。笑顔になってくれるかな、と期待しながらではなく、きっと書きながらすでに笑顔でそれを読んでいるお父さんお母さんの顔が浮かんでいるはずだ。

私が衝動に駆られて行動する時は、ただ相手を喜ばせたいというだけではなくて、それをすることで自分も嬉しい気持ちになるか、苦しみながらではなくて、楽しくてわくわくしながら出来ることなのかを一応考える。喜んでくれるかどうかは受け取る相手次第でよくて、そこに見返りは期待しない。ただ自分がそれをやりたいんだという衝動に突き動かされる場合が多い。もしどうしようか迷ったら、そこに使命感があるかどうかを自らに問う。それは私じゃないとやれないことなのか、むしろ、私だからこそやるべきなのかどうか。

人を喜ばせたいという衝動に従う。
ただし、人を喜ばせるために自分の喜びをないがしろにしない。

どんなに睡眠不足でも、どんなに体がしんどくても、自分が楽しみながらやっていることなら苦にならない。たとえ誰も喜んでくれなかったとしても、行動を起こした事で次の一手が変わるはずだ。衝動を抑えて何もしない選択をした場合と、思い切って行動を起こした場合とでは、その先の未来は確実に変わる。明らかに拒絶されていないのなら、次は喜んでもらえるようにもっとわくわくするような事を考えればいい。

衝動に従って行動を起こした結果、それがとんとん拍子にうまく行く時はきっと間違った選択をしてない証拠で、最後までやり通す事で成功をおさめるだろう。逆に次々とトラブルに見舞われたり、予期せぬ事態が起こるようなら、それはもしかしたら間違った選択をしているのかもしれない。試練だと思って苦しみながらやり続けると、もっと辛い試練がやってくる可能性があるので、思い切って「やらない」という決断をすることも、時には必要だと思う。

人を喜ばせたいならまず自分が楽しい気持ちでそれをやり続けること、そしてそれは私だからこそやるんだという使命感を感じた時、きっとそこには喜びが待っていて、結果として自分も相手も幸せな気持ちになるんじゃないかと思う。

嬉しくて楽しくてわくわくする気持ち(=喜び)を、たくさんの人に与えられるような生き方をする。それが私の信念。

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