ロシェル・カップ氏が原告団長の神宮外苑再開発認可取消訴訟が昭和の左翼市民運動になっている問題を指摘する 5残念なイコモス理事の石川幹子教授
神宮外苑再開発では、、国際記念物遺跡会議(ICOMOS/ International Council on Monuments and Sites)(通称イコモス)という文化遺産保護に関わる国際的な非政府組織(NGO)が盛んに要請や提言、提案を大量に出し、ヘリテージアラートまで出している。
神宮外苑再開発認可取消訴訟でも、「イコモス様のお言葉」は、重要な意見の柱だけれど、どうも私には、イコモスの日本のメンバーの昭和世代大学教授などが、自分の言う事の拍付けにイコモスを使っているという印象しか持てない。ので確かめたら、実際その通りだった。
イコモス日本の声明は、主に2種類あり、
1つは日本メンバーが出す要請、提言、提案の類
石川幹子という中央大学研究機構教授で、この人が
2022年12月16日 緊急調査として神宮外苑1本1本の状態を観察報告という労作。その前の提言もある。
2023年1月23日 「(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業についての環境影響評価書」 における調査・予測・評価への非科学的対応と誤った事実認識に伴う生態系の破壊、大量の樹木伐採と不適切な移植計画による 持続不可能な森の形成、市民の力により創り出された国際的文化遺産の破壊に対する東京都環境影響評価審議会における再審の要請も恐らくこの方でしょう。これにまあオタク的に、 一文一文にケチをつけるという労作。
私は樹木の専門家ではないから、事の正否の評価はしないけれど、学者だからデータで勝負したい気持ちもわかるけれど、一般市民には抽出要約説明がなければ、理解のしようがない。それより中立立場ではなく、神宮外苑再開発にケチをつけるあらさがし目的でやっている事が明々白々すぎて、逆の恣意性を疑わずにはいられない。
もう1つが、2023年9月7日 神宮外苑に関するイコモス・ヘリテージ・アラート(英文)
ただこちらも日本の委員の要請に沿って作られたことが明らかで、
「再開発による3。4下ヘクタールの公園と約3000本の文化的資産としてお樹木が失われる」とくると、公園を再生し樹木を増やすという東京都と三井不動産の説明と、真向から対抗して、レベルの低い言い争いの匂いしかしない。
残念な石川幹子教授
というのがまあもったいなくもあるから、私は石川幹子という中央大学研究機構教授にメールを出してみた。そうしたらこの人が、驚きの傲慢おばさんだった。
いわく、外苑だけでは説得できないから、今神宮内苑を調査をしていて忙しいという。内苑は違うのではというと、外苑では7回イコモスを通じて声明を出したけれど動かないから、次は内苑を攻めるという。その前にコミュニケーションが悪いのでは、今度出す前に私に相談してくれというと、
と返事が来た。こちらも驚いてというよりあきれて、
これじゃ、イコモス声明が今一つなのも当たり前だと、私も
とメールを返したら、
私はもう年で時間がない云々つまらない言い訳をしてきた。だからついでに、
と言ってやった。本当にそう思っているからね。
とにかく、神宮外苑再開発反対は、こうした昭和の方々の餌にされて、議論が盛り上がらない事がよくわかったのでした。
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