心に時間なんてものは無い。
「済んでしまった事なんて気にしなくていい」
「過去に縛られていたら前に進めない」
「過去は妄想・未来は幻想」
など、僕たちの過去に関する考え方について、先人たちがさまざまな格言を残しています。
実際、過ぎた事でいつまでもクヨクヨしてても意味はないし
終わった事でグダグダ言うてる連中を見ていて気持ちのいいものではない。
これらは全て僕たちの心理的な部分への作用、影響の話なんだけど。
僕が心理学の限界を感じたのは、そんなものは所詮その場しのぎであり、結局は根本的な解決には至らないから。
心理学で生きやすくはなるかもしれないが、生きづらさは解消できない。
幸福度は心理学では上がらない。
実際、心理的な事ではなく僕たちの脳は過去に影響を受けている。
過去に体験した事によって、選ぶ情報を偏らせ(RASといいます)
過去に体験した事によって、勝手に行動を取らせている(運動準備野という)
にわかには信じられないかもしれないが、僕たちは
〜したいと思うから行動するのではなく
脳が過去の体験により「こういう時ってこうするよね」と勝手に判断をして
勝手に行動の準備を始める。
脳が先に準備を始めると、ようやく「〜をしたい」という意志が生まれる。
脳は今までの人生体験をベースに勝手に僕たちを動かす。
RAS(これまで)→運動準備野(これから)
僕たちの脳はとにかくこれに従って身体を動かしているに過ぎない。
そして、その結果に一致一憂する。
行動するのは身体。感じるのは心。
僕たちの「脳」は身体の一部にしか過ぎない。心と身体は別。つまり、心と脳も別なのである。
なので、心はいつも置いてけぼり。
脳は過去の影響を受けている。。。。
過去と現在と未来。いわゆるタイムラインなんですが
心ってのには時間は無い。
僕たちは過去の事を思い出して嬉しくなったり、悲しくなったりするが身体は過去には戻れない。身体は今しか存在できない。
同じように、心は未来を想像してワクワクしたり、不安になったり。
でもやっぱり身体は未来にはいけない。やっぱり身体は今しか存在できない。
実は僕たちの脳は「過去の体験」によって行動をさせているのではなく
「認知した出来事」によって身体を動かしている。
そして、心は過去にも未来にもいける。
という事は。未来を認知してしまえばどうなるか。
実際には起きていない出来事をしっかりと認知できれば。
脳はそれを元に情報収集を行い(RAS)僕たちに行動をさせる(運動準備野)
つまり、あなたの夢は叶う。
実際に起きた出来事しか「認知できない」という思い込みが、僕たちの可能性を阻害する。
心の仕組みと脳の仕組み、そして人間の行動の仕組みをしっかりと理解すれば、実は、人生はデザインできるんです。夢は叶うんです。
過去に縛られ、過去に囚われ、自分の行動を制限しているのは、実はあなた自身なんですよね。
トップアスリート達は皆、自分の可能性を信じている。
未来を常に感じている。
成功者達は皆、自分の可能性を信じている。
未来を常に感じている。
こんな話は信用できない?
それこそが、あなたの今までの体験により作られたあなたの価値観です。
自分を、未来を信じるために「今」あなたができる事は何ですか?
まずは「どう生きたいか」それと向かい合ってみてはどうでしょうか。
何も考えていない、もしくは他責思考の自分に気がつけるかもしれませんね。