私の克服すべき課題③:褒められに行くな(私を引き受ける)
幼少期、ひたすらに不仲だった両親の、主に母親の顔色を窺い続けていた。ずっと「私が何かをしたのではないか」「この人たちが仲良くないのは私のせいではないか」と己を責め続けた。物心がついてから両親が別居するまでの10年ほどはそんな感じだった。一人っ子だったこともあり、両親が口論をしている間、不安を共有できる相手も逃げられる場所も助けてくれる人もいなかった。そこには口論と私だけがあった。張り詰めた空気の中、とにかく刺激しないように、怒られないようにする。
「何も理由がないのに責められ