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『機械兵団の進軍』&統率者デッキ ヒュージ・リーダーズ視点レビュー

はじめに

最近はヒュージなセットが多すぎてレビューを書く機会が多いです。嬉しいけど大変。

今回はヒュージな伝説たちが大量にいる上統率者デッキもあるので非常に盛りだくさんです。

通常セット→統率者デッキの順でレビューしていこうと思いますのでよろしくお願いします。

通常セット

《陽刃の侍》が完成化。

スペックはさほどでもないですが、ファ

イレクシアン部族デッキでの需要がありそうです。

ヒュージでも5/5飛行は相当に信頼がおけるスペックですが、なんとオプションつき。

他のクリーチャーに絆魂を付与しつつ4/4絆魂が残るので、シビアなライフレースを強いられるヒュージでの評価は高めです。

《アルダー・レイヴンガード大公爵》で増やして宇宙を見ましょう。

0マナ4/4で5マナのクリーチャーを2枚回収する暴力的な存在です。

《高まる献身》《征服者の誓約》で暴力的なアドバンテージに身を委ねましょう。

4マナ以下で撃てる打ち消しのニューカマー。

《蝗の神》《エルミンスター》《謎のゴライアス、オヴィカ》《戦闘の祝賀者、イモーティ》など相性のいいジェネラルも多数存在します。

cヒュージで見かける機会も多くなるのではないでしょうか。

やりすぎだろ!!!

もうヒュージはだめです。皆さんお好きな方法で勝ちましょう。

土地サイクリング持ちはスペックを抑えられがちですが、悪くないスタッツにメリット能力持ちの海産物と妙に盛り盛りスペック。

《産卵のクラーケン》も喜んでいるでしょう。

戦場に戻すの!!??

この能力が他のクリーチャーに与えられるのはさすがにどうかしてますね…………。

これ自身が速攻を持つとさらにすごいことになるので、《蘇生の絆》あたりも試してみたいですね。

なんかすごい《陰鬱の始源体》。

リアニ効果に目が行きがちですが、10枚切削というのはかなり大きい上に誰かのデッキから《失われし宝物庫の学者》が落ちればおかわりできるので、LOデッキでこそ輝きそう。

《練達の育種師、エンドレク・サール》がいれば9マナ以下の呪文を即座に踏み倒せます。

サクリ台がある状態で《闇の領域の隆盛》を踏み倒すと…………?

沼サイクリングは豊作です。

《墓甲羅、ゴーレックス》《塵の活用者、オスカー》《修羅のドミヌス、ドリヴノッド》など低コストでクリーチャーを墓地に送りたいジェネラルで。

書いてあることは強いですが、どうやって出すかが問われる一枚。

《ウルザ、タイタンズを組織する》とは非常に相性がいいので試してみたいところです。

《謎のゴライアス、オヴィカ》と愛を確かめあったカード。

トークン8体だけでも24点、《爆発的特異性》に繋がると2人倒せますね。

生ける《エンバレスの宝剣》。

クリーチャーなのでコピーを出しやすいのが大きく、コスト軽減の恩恵が大きいデッキでなければ宝剣と入れ替えていいでしょう。

《冷眼のロヴィサ》とはかなり好相性。《炎駆の乗り手》も組み合わせるとすごいことに。

《 アッシュベイルの英雄、グウィン卿》の強化カード。

ミラディンのために!で出したトークンがコスト軽減に使えるのが偉いですね。

0マナで撃てる除去がヒュージにまた1枚!

また《謎のゴライアス、オヴィカ》の話になりますが、《ウギンのきずな》を唱えてからこれで破壊するとトークン11体を生成しつつ追加ターンに入れます。

緑としては物足りないスペックに見えますが、ツリーフォークとしては超貴重な頭でっかち。

《古木のヴァーデロス》では採用確定ですね。

緑の欲しいものをすべて詰め込んだよくばりセット。

速攻付与がとにかく偉く、緑のデッキ全般に入るでしょう。

《セルヴァラの暴走》の「開放」で出す場合、「野生」で出たクリーチャーには速攻がつかないので注意。

多色

ハゾレト要素の半分が《ハゾレトの終わりなき怒り》なのがだいぶ面白い。

速攻を持つ条件はまあまあ厳しめなので、無理に狙いに行かないのもひとつの手です。

圧倒的スタッツに加え、暴力を加速させる能力付きの楽しめそうな一枚。

実はジェネラルにしないほうが強そう。

強烈な踏み倒し能力を持つジェネラル。

蘇生スペルを積み込むだけでもけっこう強いですが、やはり《アミナトゥの占い》か。

4マナの《帰化》がやってきた!

アドバンテージの損失なく家路キマイラに対処できるカードなので、続唱系のデッキには朗報ですね。

《爪の群れのウルリッチ》の変身にも最適。

能力はそれなりといった感じですが、単純な戦闘力が異様に高いです。

《イクシドールの理想、アクローマ》を釣って勢いよくコンバットするのが一番楽しそう。

4ターン目に出せる5色ジェネラル。

マナ加速能力は多色化を要求しているように見えますが、《五者会談》に未来はあるのか。

珍しい赤白の踏み倒し系ジェネラル。

アーティファクトやエンチャントを唱えられるのはけっこう珍しいので、おもちゃを探していきたいですね。

実は出てこられると困ると思います。

両面カード

無色の除去としてはかなり強め。

ジェネラルに手が出せないことが多そうなのをどう評価するかが難しいところですが、枠があるなら採用していいでしょう。

《アミナトゥの占い》をサーチでき、《アミナトゥの占い》でめくれるともう一度撃てます。

スペルが絡むコンボ全般で使いやすいカードなので、怪しいデッキが組めそう。

青はピッチスペルで身を守ると手札が消えていくのが弱点でしたが、それをいくらか克服できるジェネラル。

ヒュージと非常に相性がいいのは事実ですが、変身は高レベル帯だと簡単にはできなさそう。

《曇り鏡のメロク》や《初めて夢見たもの、空麻呂》との相性にも期待。

かなり面白い全体除去。

黒単色のリセット呪文としてはかなりクセがないので、《雪上の血痕》で蘇生させるのが難しいと感じたらこちらを。


布告内蔵パーマネントの最新版。

裏面はなかなかイケイケに見えますが、この条件を満たすときは大抵《具現の技》を撃たれてヒーヒー言ってる最中なのでは。

どこまでまくる力があるか期待ですね。

書いてあることが強すぎる。

《大渦の放浪者》が許されないならこれもダメなんじゃないかと思うのですが、果たして。


ちょっと可能性を感じる枠。

踏み倒しはさすがにリターンが大きいので殴る価値もありそう。

緑の欲望全部乗せ。適当に出しても《死者の原野》カウント稼げたりして偉いし、裏面はフィーバー3連です。

デカい強い巨大の三拍子、ヒュージ・リーダーズかくあるべし。

《オブゼダートの救済》の2枚目。

《機械の母、エリシュ・ノーン》に対応しているのが評価点ですね。

統率者デッキ

《トロスターニの召喚士》《ソンバーワルドの獣使い》のバリエーションですが、なんとファイレクシアンが出ると誘発します。

ヒュージにいるノーン様は両方とも好相性。《モイラとテシャール》でも楽しそうです。

誘発能力の派手さは随一の機体。

適当に置いておいて、相手の強い呪文をカウンターしてパクる姿勢で牽制するのが一番強いかもしれないですね。

《アッシュベイルの英雄、グウィン卿》で……と見せかけて《修羅のドミヌス、ドリヴノッド》のほうが噛み合うかも。

地味ながら《地下墓地より》と枠を争えるスペックはあると思います。

もちろんプレインチェイスヒュージリーダーズでは評価急上昇! みんなも暇な時に次元ダイスを振るヒュージを楽しもう!

《玉座の災い魔》と非常に相性がいい1枚。うまくやれば一瞬で人を殺せそうです。

他のクリーチャーを賛助しつつ速攻をつけて殴ると2体コピーできるのもかなりアツいです。スライサーに押され気味だった《青銅血のパーフォロス》の復権なるか。

最速で唱える場合は「7マナ出して8ドロー」か「6マナ出して7ドロー」となるでしょう。

加速としては控え目ですが、ジェネラルを早出ししたいなら十分有用そうです。

《嵐の大釜》で土地を全て戻してから唱えるとすごいことになります。《怒れる腹音鳴らし》のサブプランとしてどうぞ。

やはり《玉座の災い魔》と相性抜群。

統率者なら《包囲の悪魔、オルカ》《エドガー・マルコフ》あたりとの組み合わせが強そうですね。

バカな緑を体現したようなカードで大変好感が持てますね。

元々のパワーが2以上の二段攻撃持ちを3回賛助するとひとり倒せるようになります。5以上なら2回でOK!

緑お得意の踏み倒しシリーズ。

他を賛助しても最低限土地を出せるのがえらいですね。

ジンバルってΦっぽい形なのにファイレクシアンじゃないのか…………。

《呪文詐欺》《アクセス拒否》あたりとシナジーするのが面白いジェネラルです。

《テルカーの技師、ブルーディクラッド》とは相性抜群。やっぱ君ファイレクシアンでしょ?

《秘密売り、ティヴィット》という強力な競合相手がいるものの、盤面を広げる性質はかなり優秀なジェネラル。

ところでストーリー的にはこのカードの光景って役立たず島の防衛戦になりますよね…………?

なんでそんなところにエレンダとファイレクシアンが…………?

なんとテシャールからマナ総量とカード・タイプの制限が緩和されています。祝福されし完成をとくと見よ。

適当に使っても相当強力なジェネラルですが、特に《ゴライオンの息子、アブデル・エイドリアン》や《永遠の放浪者》との相性は抜群。

変な使い方だと、機体を釣ることでヒュージパルへリオンシュートが楽しめたりします。

おわりに

統率者デッキまで含めるとけっこう長くなってしまいました。すみません。

今回のセットは全体的に踏み倒し手段が強化された印象を受けました。

《原初の征服者、エターリ》《モイラとテシャール》あたりは上位とやりあえるスペックを持っているでしょうし、他のカードもかなり優秀なものが多いです。

今後のヒュージ・リーダーズがどうなっていくのか、ぜひこの記事をお読みの皆さんと卓を囲みながら見ていきたいと思います。

では、どこかのヒュージな世界でお会いできることを願っています。


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