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【ヒュージ・リーダーズ】ジャーニーとフェスタ【アルケヴィオスの神託者、ジャズィ/Jadzi, Oracle of Arcavios】

オープニング

「「みんなー、こーんにーちはーっ!!」」

「僕は《神託者への旅/Journey to the Oracle》。ジャーニーって呼んでね!」

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「ボクは《収穫祭の襲撃/Storm the Festival》。フェスタって呼んでね!」

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「今回は、僕らと一緒にこのデッキについて勉強していこう! あ、ちなみに僕の裏人格のジャズィちゃんは今後一切出てこないよ!

「裏人格とか急に闇深そうな設定を開陳してきたねジャーニーくん! でも大丈夫、ボクらは最高のコンビだからね! ドン引きとかしないよ!」

???「いいえフェスタくん、それは違うわ

「こ、この声は!?」
「こんなの台本になかったぞ!?」

「皆さんこんにちは。私は《沈黙の預見者、ウヨウ/Uyo, Silent Prophet》」

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「なんだウヨウさんか、びっくりした!」
「それで、ボクの台詞のどこが違うんだい?」

「大変言いにくいんだけど」
「えっ」
あなたはジャーニーくんのことを最高のコンビだと思ってるかもしれないけれど、ジャーニーくんにとってはそうでもないわ

「ははっ、何を言うかと思えば! そんなのウソに決まってるじゃないか。だって今回はボクとジャーニーくんが大活躍するコンボの紹介をするんだもんね?」


「…………………」


「あれ? 何かなあ、ジャーニーくんのカメラの前でやっちゃいけないタイプの沈黙は?」

「そもそも、今回は私の『土地を戻して呪文をコピーする』能力がキーのコンボデッキなのよ。そして、ジャーニーくんは別のカードとも組めるけど、フェスタくんはジャーニーくんとしか組めないの」

「…………えっ?」

「ほら、学校とかでよくあるでしょ? 自分の中では一番仲がいいと思ってる友達なんだけど、向こうは自分より別の子と遊んでる頻度が高いし、授業でペアワークやる時はその子と組んでる、みたいな……」

「あ、ウ、ウワアアアァァアアアァッ!!

「あらいけない。フェスタくんの心の柔らかい部分に触れてしまったわね。顔がこんなんになっちゃったわ」

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「うわあぁぁん! ボクとジャーニーくんはズッ友なんだ! 嘘をつくなこのアバズレ! 流浪のド[ピー]ク! 王神の[ピー]像! ドリーム[ピー]ホール!」

「まあ大変、禁止ワードのオンパレードよ」
「かわいそうに、錯乱しているんだ! なんとかしてやってよウヨウさん!」
「仕方がないわね。はい《Amnesia》」

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決して口にできないものを見てしまったときは、いっそ忘れてしまった方が良いことがある。
――― 長老ヴェルヴァモン
(引用:Wisdom guild非公式訳)

「ォァガガガガ…モ゙ッ」
「はいこれで大人しくなったわ。あとは人格を完成させて収録やり直しましょう」
「ねえウヨウさん、今の処置大丈夫なやつ?」
「大丈夫。これは目的ではなく過程――完全なフェスタくんを作る過程なのよ」


 

 

「やあみんな! 僕はジャーニー!」
「私はウヨウ」
「はい。私はフェスタです。今日は皆さんにデッキの紹介をするために来ました。私は確かにそれをします。」
「よーし、みんな揃ったところで、さっそくデッキの紹介いってみよう!」

デッキ


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CM

しつこい家路キマイラにはこれ1枚!
不朽の理想ソリューション!

コンボの紹介(Aパート)

「なるほど! 土地が22枚も入ってるのはヒュージだとちょっと多めに感じるね。何か意図があるのかな?」
「はい。このデッキは土地を多く採用することによりコンボを狙うことができます。それは確実な達成をするためです。」
「では、第一のコンボについて説明するわね」

・収穫祭ループ

「《収穫祭の襲撃》は《集合した中隊》と比べられることもあるけれど、今回はパーマネント全般を出せるおかげで土地もアンタップインすることに注目したの」
「はい。私はデッキから土地を2枚出すことができます。ウヨウ様の能力で《収穫祭の襲撃》をコピーすれば、能力の起動に必要な2マナと土地2枚を再び供給できます
「なるほど! つまり、土地とマナの続く限りコピーし続ければ手札に大量の土地を用意できるんだね!」
「しかも、このデッキでは別の『当たり』が搭載されているのよ」

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「これらは生み出すマナを増やすカードです。これらのうちいくつかは森に対してのみ働きますが、《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》で土地を全て森にすることができます。それは実際に驚くべきマナを生み出します。」
「マナを浮かせられるようになったら、《神託者への旅》が唱えられるマナを残してループを終了するわ」
「あとは《神託者への旅》で大量の土地を戦場に出して、莫大なマナと《死者の原野》のトークンで圧殺するよ!


「いやー凄いコンボだったねフェスタくん!」
「はい。このデッキは《収穫祭の襲撃》を前提に設計されているため、大きな爆発力が得られます。
「しかも、このデッキにはもうひとつ強力なループコンボが搭載されているのよ
「ええっ!?」
「はい。その秘密は」
「「CMのあと〜〜!!」」

CM2

いいぞ がんばれ ジャイアンツ
冷えよジャイアンツ


コンボの紹介(Bパート)

「さあフェスタくん、このデッキの第2のコンボを紹介してくれるかしら」
「はい。次のコンボは無限ドローと無限マナを生み出します。

ガッシュループ

「このループにはウヨウ様で《神託者への旅》をコピーできるマナと、島2枚が必要です。
「まずは《神託者への旅》を唱えたら、それにスタックして《噴出》を代替コストで唱えるんだ!」

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「そうしたら今度は《噴出》が解決される前に私の能力を起動して《神託者への旅》をコピーするの。スタック上の解決順はこうなるわ」

1《神託者への旅》のコピー
2《噴出》
3《神託者への旅》

「ここから僕のコピーを解決するとどうなるんだい?」
「はい。コピーが解決されたとき、少なくともウヨウ様の戻した土地2枚と代替コストで戻した土地2枚を出すことができます。
「わあ! もう2回ウヨウさんの能力を起動できるようになったね!」
「あとは《噴出》をコピーして2ドロー→《神託者への旅》をコピーして土地を出すを繰り返して無限ドローできるわ
「しかも引いた土地を出していけばマナも増えていくんだね!」
「はい。さらに《邪神の寺院》を引けば無限マナも成立します。それは土地2枚から3マナを生み出すため、余剰のマナが発生するからです。」
「最後はデッキを全部引ききって、《明日の標》で無限ターンを得て勝利だ!」

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「ちょっと待って。《噴出》は2枚ずつしかドローできないわ。ライブラリーが奇数枚だったら最後の1枚にキーパーツが沈んでいると困らない?」
「大丈夫! もう一度僕のテキストを確認してみてよ!」

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「都合よく手札を捨てられるから、ウラモグを捨ててライブラリーが偶数枚になるように調整できるんだ!
「えぇー……?」
「そうだよね! 僕もちょっと都合よすぎると思う!」


エンディング

「今回はスゴいコンボがいっぱいだったね!」
「今回紹介したコンボ以外にも《曇り鏡のメロク》+《東の樹の木霊》の無限トークン《セルヴァラの暴走》からウラモグを投げる、とりあえず《頂点壊滅獣》を唱えて祈るなど、多角的に攻められるようになっているわ」
「細かいテクニックもまた存在します。例えば、タトヨヴァのドローは強制ですが《水没》をタトヨヴァに撃つことは敗北を防ぎます。」
「テレビの前のみんなも、自慢のヒュージデッキがあったらどしどし記事を書いてね!
「それじゃ、今回はこのへんでお別れね」
「はい。また次回、ヒュージな世界で会うことを期待します。」

「「「バイバ〜〜〜イ!!」」」

エンディングカード

またみてね!

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