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【ヒュージ・リーダーズ】奪取ダーシュ【船壊し、ダーゴ/Dargo, the Shipwrecker & 愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat, Doom of Fools】
はじめに
ヒュージ・リーダーズは5マナ以上のカードのみが使用可能な統率者戦です。
すると1ターンに2アクションを取るには普通にやると10マナかかってしまうので、いかにして少ないマナで2アクションを取るかの工夫を凝らすことになります。
こういうのとか。
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![](https://assets.st-note.com/img/1676967984699-APIXanPczD.png)
この例は特定のカード2枚を揃える必要があり大変ですが、ヒュージリーダーズは統率者戦。
統率者が2アクションに向いていて、多くのカードと噛み合えばハードルは大きく下がるわけですね。
今回紹介する《船壊し、ダーゴ》は、ヒュージ初期からこの利用法で名を馳せた一枚です。
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その能力により複数回1マナでキャストできることも珍しくなく、優秀な共闘持ちとして使用経験のある方も多いでしょう。
そして、ダーゴを活かす上で強力なのが一時的なコントロール奪取。
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ヒュージではド派手なコントロール奪取呪文が複数存在し、しばしフィニッシャーとしての役割を務めますが、ダーゴはこれらを除去&2アクションのタネとしても活用できます。
呪文の解決後に優先権を渡さず生け贄に捧げることで《家路》を許さないのも大きいですね。
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ということで、今回のコンセプトはコントロール奪取+生け贄の伝統的コンボ。
共闘先にはトークン生成と生け贄を行えて相性のいい《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット》を選びました。
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同様のコンセプトでデッキを組んでいる方も多いと思いますので、ぜひ比べてみてください。
デッキ
デッキの動き
《具現の技》《創造の技》《練達の育種師、エンドレク・サール》あたりか、なければテヴェシュを唱えるのを目標にスタート。
デッキ内のカードはダーゴのコスト基準で4〜6マナを生み出せるものを採用しているので、相手のカードがパクれなそうでもどんどんダーゴを出していきましょう。
展開力はかなり高いはずなので、最終的には物量の押し切りかコンボを目指します。
コンボ
無限ダーゴ
通常EDHでも知られたコンボです。
![](https://assets.st-note.com/img/1676978131537-SgXglbvGa8.png)
ダーゴが1マナで唱えられるとき、《熱足ナメクジ》でダーゴを生け贄に捧げれば統率者税とコスト軽減が相殺されダーゴを無限キャストできます。
あとは《峰の恐怖》で無限ダメージが成立。
今回は採用していませんが、無限ダメージ要員として《スクリーマーキラー》《厳格なる者、コンラッド卿》などもあります。
一気に展開するにはマナがかかるようにも見えますが、《熱足ナメクジ》の能力で出せるマナを考慮するとカードが揃っていれば思っているより決まります。
キキジキコンボ
これまたいつもの。
今回は《強制的な勧誘者》を増やします。
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《士気溢れる徴集兵》と比べると、対戦相手の土地や《彩色の宇宙儀》を奪えない点で劣っていますが、ダーゴに速攻を付与できる点を評価しました。
また、最終的に無限アンタップ+無限コントロール奪取が可能なので《墨盾》で相手を倒せず相手の場に無限トークンが生成されてもなんとかできます。
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各種TIPS
宝物は生け贄に捧げてマナを出すのでダーゴを唱える時は3マナ分になります。
腐乱も戦闘終了時に生け贄に捧げるので、攻撃しながらダーゴのコストを軽減できます。《戦墓の大群》は黒タイタンより強い。
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《大釜のダンス》を戦闘開始ステップに唱えてキキジキコンボを完成させるとそのまま攻撃できます。
テヴェシュは相手の統率者をサクっても3ドローさせてくれます。
《練達の育種師、エンドレク・サール》と《熱足ナメクジ》が揃えば、赤のクリーチャーは全てフリースペルとして運用できます。
おわりに
いかがだったでしょうか。
普段はなるべく変な目新しい構築を紹介するようにしているのですが、今回はメジャー寄りのデッキをご紹介しました。
改めて見るといろいろやってるな…………。
今後もいろいろなコンセプトのデッキを紹介していきますので、よろしくお願いします。
プレイヤーズコンベンション横浜にもヒュージをやりに行きますので、参加される方はお会いできることを楽しみにしています。
ではまた、ヒュージな世界で。
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