idoken

3月から世界一周する予定の大学生。

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最近の記事

ストーリーテリングの力

ストーリーテリング、日本語に訳すと"物語を伝えること"が近年ビジネスの世界で大きな注目を集めています。あのMicrosoftがストーリーテリングの専門部署を置く程に。 今回の記事では"物語を伝えること"がなぜビジネス界で注目されているのか。その理由を書いていきたいと思います。 ストーリーテリングとは 直訳すると"物語を伝えること"ですが、ある出来事や商品に物語を"付与する、付け加える"という理解をしてもらえれば良いと思います。 例えば今巷で話題の"下町ボブスレー"。日

    • 「いざ関ヶ原」は時代遅れか

      最近専門でない文化人類学の記事が続いていたので、今回は今学期講義で習ったグループワークについての記事です。 21世紀に入ってから我々を取り巻く環境は大きく変わりました。生活が変われば働き方も変わる。今までの組織と同様な働き方をしていては世界をリードするどころか世界に追いつく事さえ厳しい。ではどうすれば良いのか。どの様な組織を組めば良いのか。今回はそういった内容について書いていきたいと思います。 「いざ関ヶ原」は時代遅れ 今ほど社会が複雑に多様化する前の時代では、リー

      • 農業と征服

        今回も前回に引き続き文化人類学に関する記事です。今回はなぜヨーロッパの国々が南米を支配下に置くことが出来たのか。それを文化人類学の視点から分析していきたいと思います。 (まぁほとんどジャレドダイヤモンドさんの受け売りなんですけどね! 気になる人は「銃・病原菌・鉄」という名著を読んでみてください。) 人類は絶え間なく戦争を繰り返してきました。そしてその争いの大部分は同程度の軍事力を持つもの同士の争いではなく、前の記事でのマオリ族とモリオリ族間の争いの様に、高度な文明を持つも

        • 農耕民族と狩猟採集民族

          今回は最近ハマってる文化人類学(人間の生活様式全体の具体的なあり方を研究する学問)に関する記事です。 農耕民族と狩猟採集民族。歴史を遡ると人間はこの2つの生活様式に分類されます。文字通り前者は農業を中心とした生活を営み、後者は森や平原、海などに生息する生物を狩る生活を営んできました。 食べることは生活の基盤です。その基盤の作成過程が違えば当然文化や思想は変わってくる。 今回の記事ではその違いと、両者がぶつかった際どのような事態が起こるのか。元を辿れば同じポリネシア人であった

        ストーリーテリングの力

          変化への感度

          怒ってます。怒ってる、というより呆れてる。noteに書いてしまうくらい呆れてます。 さっきまで市の図書館の自習室で勉強してました。電子書籍使って本読んで、それを読書レビューの様な形でまとめてました。ただそれだけなのに、見ず知らずのお爺さんに呼び出されて最近の若者は〜〜と10分近く説教されました。 その説教内容をただ書くだけでは面白くないので、お爺さんの主張を書いた後、なぜその主張が生まれるのかをせっかくなんで講義で学んだ経済学のイノベーション論的視点から解説してみます。そ

          変化への感度