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節操ってこれのことかな

絶賛SUPER★DRAGONリリイベ参戦中の2月。でも今月本当にお金使えないから最近はCD一枚で参加できるハイタッチだけして帰るって決めている。

でも今日の和哉くんなんかめちゃくちゃ綺麗でさ、一回ハイタッチ行って彼の優しい目を見たらもう一回行きたくなって、テントを出たそのままの足で販売ブースに戻りかけたけど、ここで自分で決めてた以上のお金を使ったらきっとタガが外れて私は私でいられなくなる、と思って辞めた。


あ、そ。って感じだと思うんだけど私の中で心情がこの動き方したのはなんかすごく大きくて、だからツイートじゃなくてnoteに残しておこうと思ったんだけど、最近こういうことが結構ある。

例えば仕事で毎日のように履いてるストッキング。私の扱いが悪いのかすぐ伝線する。いつもチュチュアンナのピンクベージュみたいなやつを履いてて、でも普通に出費が馬鹿にならないから一旦テキトーな3枚セットとかで売ってるところを見に行ったのね、そしたら今履いてるものの半分かそれ以下くらいの値段で売ってて、でも全く心がときめかない暗い色しか無かったの。お金無いしどうせ消耗品だし妥協するか?と暫く悩んで、いや、ここで値段を理由に自分のこだわりとときめきを捨てたら何かの糸が切れてしまう、と思って辞めたんだよね。



結局何が言いたいかというと社会的に立つ為に自分で決めたことや自分の生活を小さく支えてくれるときめきを、何かを少し調整すれば解決するお財布問題やその時一瞬の衝動で一度犠牲にしてしまったら私はアイデンティティを失って私ではいられなくなる、私でいることを諦めてしまうと思った、ということ。大好きな秋山黄色の「夕暮れに映して」という大好きな曲。もう3,4年聴いていてこの曲の歌詞の中に私が好きな日本語ランキング一位の言葉があるくらい好きな曲なんだけど、その中の〈自分で決めたこと守る以外に何かがあんのかよ〉という大好きな歌詞の意味が、やっと自分の腹の深いところまで落ちてきた気がする。

今まで”節操”って言葉自体の意味は分かっていながら自分の文脈の中に組み込めてなかったけど、おっ、節操ってこれか?と思ってる。ただ単に変わらない部分ってわけじゃなくて自分の真ん中にある核を護り抜こうと意識する、みたいな。気抜いてるとすぐ全部どうでもよく思えちゃうから、そこまで自分への監視を緩めないこと、どうでもよくなっちゃうような精神状態まで落ちないように気をつけること。まあ気をつけて済むならよかったよという人生ですが、なんとか、という。つまり何?わかんなくなってきた


今日ハイタッチした後なぜか泣きそうになってさ、たぶん昨日友達と飲みながら和哉くんについてベラベラ話したことで感情が肥大してそうなったんだろうけど(私は話すのが苦手で基本聞き役だから自分がたくさん話したことが珍しくてたぶん自分の中でも異常反応が起きてる)、もう一回行きたい!って気持ちとそれじゃ意味無いって気持ちがグッと対立した瞬間の感覚がまだ残ってる。

それじゃ意味無いっていうのは松村和哉くんに影響された人間として、というか。彼はいつも彼で立っていて「俺への依存も程々にね(意訳)」なんて言う人で、そんな彼がいつも「あなたが思う”あなたらしく”」と歌ってくれるおかげで私は私でいられているので、ここで自分の生活を犠牲にして彼にお金を使うことは違う、と思ったんだよね。彼が望んでないとかそんなことではなくて私の中で辻褄が合わないというか。だから彼に会う度に彼との境界がはっきりしていくし私は私で彼と全く関係の無いところで私を生きていかなきゃなと思う。そうやって自分をやりながら、なんてことない顔してまた彼に会いに行けたらそれってロマンチックじゃん。


SUPER★DRAGONがいないと生きていけないって一瞬思ったことあるけどそんなわけなくて、彼らがどこで何をしようと消えようと死のうと私の生活は少しも左右されないわけで。だって当たり前だ。SUPER★DRAGONに出会う前も私は生きていたのだ。彼らに出会って急に私の生殺与奪が他人にもたれかかるなんてことはありえない。

私ひとりが買わなかった程度で何も変わらないとかそういう、アイドルとファンに対する常套句みたいな次元ではなく、本当に私と彼らは何の関係もないのだと、本当に最近思う。音楽に励まされたり発言に影響されたりということは一旦置いておいて、アイドルをどれだけ好きでも自分の人生の責任は全て自分にある。逆に言えば自分を保った上でならいくらドバドバお金使ってもいいってことね、私の倫理観だと。


まあ、要するに、他のオタクと自分の衝動に惑わされず特典会を我慢しよう!という話です。本当にこれでいいのか?とりあえず出すけどだいぶ勢いのまま書いたから後から赤入れするかな。おやすみなさい。

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