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【開催レポート】第2回井土プチマルシェ


山の日でもあり、東日本大震災で犠牲になられた方々の月命日でもある8月11日に、昨年11月に続いて二度目の開催となる「井土プチマルシェ」が、井土地区内の広場で行われました。
「井土プチマルシェ」は、井土の魅力を楽しめる屋台を並べることで、井土地区に住んでいた方々にお越しいただき、久しぶりのおしゃべりを楽しんでいただく場です。今回は夏休み中の開催ということもあり、お子さんが参加しやすい屋台も並べました。当日は青空に恵まれ、多くの方にご来場いただくことができました。

当日は、いつもどおり朝9時から「井土クリーン作戦!」も実施しました!

沿岸部各地から、新鮮な夏野菜が大集合!
井土の魅力は、なんといっても新鮮な野菜が溢れていること!当日は、「新鮮!野菜屋台」に井土地区だけでなく、プチマルシェに賛同してくださった周辺の沿岸集落の農家の皆さんから、トマト、ジャガイモ、トウモロコシ等、採れたての野菜が運び込まれました。もちろん、飛ぶように売れていきました!

美術家・川俣正さんによる「ベンチづくり」は大盛況!
美術家の川俣正さんには、「ベンチづくり屋台」のオーナーとして、参加者の皆さんと一緒に木製ベンチをつくっていただきました。持ち運び可能で、庭先や畑で使える便利なベンチは大人気で、 開始1時間で満員御礼!それぞれのベンチがどのように使われるのか、とても楽しみです。

むかっち博士の押し花バッジには、井土の自然がいっぱい!
「むかっち博士」こと農学博士の向井康夫さんによる「押し花屋台」では、井土地区を散策しながら集めた草花を押し花にして、バッジをつくりました。普段は気に留めていない草花も、名前を確認しながら丁寧に作業すると愛着が湧いてきます。井土地区の自然の豊かさを実感できました。

地区内に響き渡る子どもたちの歓声
海楽寺と冒険広場のコラボによる「子どもの遊び場屋台」には、近くの用水路で見つけたドジョウが登場!子どもたちは夢中になって掴み取りしていました。NPO法人きらきら発電・市民共同発電所の屋台には、人力発電体験や、太陽光発電で作った氷「サンアイス」の試食に子どもたちが集まっていました。

焼きそばとかき氷で炎天下を乗り切る!
当日の井土地区は海風が吹いていたものの、それでも炎天下!井土地区に事務所を構える北杜興業株式会社さんより、かき氷の差し入れがあり、とても助かりました!また、前回に引き続き、元・東六郷おやじの会による特製焼きそばの振る舞いで、スタミナを維持できました。どちらも大盛況でした!

「いつもの井土の活動」もしっかり紹介
井土公会堂で月2回行われている「井土かたらいスペース」もプチマルシェに出張!手芸のワークショップも行われ、再会を楽しみながらおしゃべりに花が咲いていました。井土まちづくり推進委員会も、これまでの活動をパネルにまとめて展示。地区内外の方から、今後の地域づくりへの思いを聞くことができました。

「井土プチマルシェ」は、今回も多くの方々に支えられて、無事に開催することができました。井土地区は、プチマルシェで披露したようなたくさんの魅力もある一方で、解決を進めるべき課題も多々あります。多世代が参加して今後の井土地区のまちづくりについて議論ができるよう、「まずは集まろう!」という思いでプチマルシェを開催しています。ぜひ次回もご参加をよろしくお願いいたします!

≪当日記録写真:工藤寛之≫

 
〈日時〉2023年8月11日(祝・金)10~13時
〈会場〉井土地区内広場(仙台市若林区井土字宅地33)
〈主催〉井土町内会、井土まちづくり推進委員会、井土実行組合
〈特別協賛〉農事組合法人井土生産組合、北杜興業株式会社、株式会社みちさき
〈協力〉:海楽寺、長稱寺、六郷南部実践組合、元・東六郷小おやじの会、一般社団法人ReRoots、NPO 法人冒険あそび場-せんだい・みやぎネットワーク、むかい*いきもの研究所、せんだいメディアテーク、NPOきらきら発電・市民共同発電所、東北芸術工科大学デザイン工学部企画構想学科田澤ゼミ(順不同)
〈助成〉令和5年度仙台市地域づくりパートナープロジェクト推進助成事業


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