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雨降る正午、風吹けば2022【アフターイベント】の感想

こんにちは、今日は雨降る正午、風吹けば2022のアフターイベントの感想を書きたいと思います。

元々アナウンスされていた日にちの1週間前になってもアナウンスされなかったので「ご時世的に実施難しいのかな」と思っていたので、開催されると知ってとても嬉しかったし参加したら尚のこと「開催されて良かった」と思いました。

昼と夜混ぜこぜになりますがイベントの進行順に感想を書きたいと思います。

【フリートーク】

むとけんさんと薗さんのW永井が大暴れして、三好さんとあわさんがそれにツッコミ、他のキャストは思い思いにそれにコメントを挟み、それを桐山さんが楽しそうに眺める、という「あぁ今日はこういう感じのイベントなのね」と一発でわかる親切設計のコーナーでした。

こう書くとおちゃらけていただけに見えますが、個人的にも「どうやっていたんだろう」と思っていた永井の血糊をどう仕込んでいたのかとか、れったんの大阪公演での芝居プランのような話も聞けたし、秋組の羽沢さんや眞砂さんの「東京公演から時が止まった感覚だった」「それが大阪公演や今日のイベントで消化できたと思う」という話はとても刺さったし、大満足のコーナーでした。

【配役シャッフル】

昼はカエルになったあわさん、風子になったむとけんさん、夜は今は亡き母になった三好さん、柳になったあわさんの大暴れがどうしても印象に残ってしまいましたが、個人的には真面目な昼は風子を通してみた治郎を演じたれったん、成人時代と子供時代を丁寧に演じ分けた細川さん、夜は「何年後かに本役で観たいな」と思わせる幸恵を演じたれったん、イケボな永井を演じた熊野ふみさん、も最高でした。

前者の大暴れ組は観客やキャストが何を面白うと思うかが分かっていないと出来ないし、現場の空気に合わせて「もっとやれるな」「ここは抑えた方がいいな」とかの押し引きが絶妙でした。
後者の真面目組は自身の本役以外もしっかり観ていたからこその演技を魅せていて「ここまで他の役もしっかり観ていたからこそ、本役をあそこまで魅力的に演じられたのだな」と納得することができました。

これは今後NOVA LIVE!の定番コーナーにして欲しいと思いました。

【「生きろ」選手権】

このコーナーも大暴れ組と真面目組が割とハッキリ別れましたが、大暴れ組ではあわさんへの愛を抱擁まで使って表現したれったん、昼も夜も「生きろ」を言わず夜に至ってはなぜか「ベロニカ」と言った薗さんが、真面目組では本役を踏まえた演技だなと思わせた優しさに溢れた林檎さんと力強さと厳しさを兼ね備えたあわさんの「生きろ」がかなり好みでした。

これも「生きろ」というたった3文字の演技を人それぞれこれだけ違って演じることができるのか役者て凄いな、と思ったコーナーでした。

【大喜利】

個人的に好きだった回答を列挙します。

れったん
治郎の無理がある締切破りの言い訳→「LINE未読スルー」
治郎の最近のトレンド→「ミッフィー」
風子が治郎にマジギレした理由→「寝タバコ」
風子が付けられたら人生詰む名前→「幸恵」

※ここあとで追記する

【ベロニカ歌唱】

そこまでバラエティ色がかなり濃かったイベントの空気を一気に変える三好さんとれったんの佇まいと表現力が圧倒的だったし、ベロニカという曲そのものがとても魅力的だとあらためて思い知らされた時間でした。

むとけんさんも話していたように三好さんの優しい歌声とれったんの力強い歌声の親和性がとても高くて聞き惚れたし、この後Youtubeの収録音源を聴いても「ライブの圧倒的な歌声をまた聴きたい」と物足りなくなってしまったくらい、ライブでの表現力が圧倒的でした。

【まとめ】

ざっくばらんに、そこまで大した感想を書けたわけではないけれども事前に「チェキ会ないのが少し残念だな」と思ったけど「チェキ会なくても十分どころかチェキ会で配役シャッフルか生きろ選手権か大喜利のどれかが無くなっていたら、そっちの方が辛かったな」と思えるくらい本当に楽しいイベントでした。

元々予定していた茨城県霞ヶ浦に行くイベントは一旦延期になってしまいましたが、この座組を応援して良かった、2022年の夏は雨降る正午を楽しめて良かった、と思えるイベントでした。

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