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タイ・ベトナムでの往来7月中に開始

 22日、政府は出入国緩和を進める第一段階の対象国として調整を進めてきたタイ・ベトナムについて、7月中に双方向の往来を再開する「レジデンストラック」を開始すると決定した。併せて、14日間の自宅等待機期間中も,行動範囲,これを限定した形でのビジネス活動を可能とする「ビジネストラック」の早期運用も行う方針だ。
 ビジネストラック等の調整の対象となっていない国・地域を対象として短期間・少人数に限定した往来を認める仕組みであります「ミニマム・ビジネストラック」を導入し、アメリカ,ヨーロッパ,欧米諸国との調整から行っていく。

■レジデンストラック

相手国又は日本への入国が認められるものの、相手国又は日本入国後の14日間の自宅等待機は維持されるスキーム

■ビジネストラック

相手国又は日本への入国が認められ、「活動計画書」の提出等の条件を満たせば入国後の14日間の自宅等待機期間中も、行動範囲を限定した形でビジネス活動が可能となる(行動制限が一部緩和される)スキーム

ビジネストラックは主に短期出張者向けのスキームで、レジデンストラック、ビジネストラック共に国ごとに出国前・帰国後に必要な措置の項目が異なる。
詳細は外務省HPを参照

 こうしたビジネスでの海外渡航緩和が進められていることを受け、政府は新たにビジネスでの海外渡航者を対象に、9月から全国の登録した医療機関で、出国前に新型コロナウイルスに感染していないことを確認するためのPCR検査を受けられるようにすると発表した。スマートフォンなどで予約すると、指定医療機関が紹介され、出国に必要となる検査証明を取得できる仕組み。
 27日、経済産業省が検査を実施する医療機関の募集を開始した。(詳細はこちら





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