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1,000万円溶かしたVTuberが再起して夢(エロゲ)を叶える物語➀ 餅月ひまり

無料動画サイトYouTubeの視聴が一般に浸透してからアバターを用いたYouTuber、いわゆるVTuberが登場してから幾年。流行り廃れが目まぐるしいその界隈の中で一度大きな挫折を味わいながら、それでも突き進む一人の少女を紹介していく。

1.デビュー

2019年10月、月からやってきた月兎人(コ○ン星的なあれ)としてデビュー。

投稿する動画では、歌動画に特に力が入っており凝ったMVに歌唱力でPV数が100万再生を超えるものが多数出る等、出だしは順風満帆。

に見えたのだがデビューから半年、ある動画が投稿される。

2.ご報告、それと広告費

本人が月兎人(それとツンデレ)設定キャラでやっていく事に限界を感じ、等身大アイドルとして再出発することを報告。その2週間後に彼女の代名詞となる動画が投下される。

実は初期に投稿していた歌動画に計600万円の広告費をつぎ込んでいた事を告白。広告効果で歌動画が100万PVを超えたものの視聴者の定着があまり進まず結局は赤字、600万という大金(のちに別件含め計1000万であることをカミングアウト)は文字通り溶けてしまった。

デビュー当初のイメージは吹き飛び、ほぼ丸裸で1から出直す事になった彼女は自分の好きな事を軸に活動していくのだが、それは「大好きなエロゲ」だった。

次回へ続く


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