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社名と、ロゴ

1980年の創業から現在に至るまで、IDÉEは制作会社としては比較的長きにわたって事業を続けてくることができました。

この記事では、創業当時から受け継がれてきた私たちIDÉEという会社の名前の意味、シンボルとなるロゴの根底に流れるクリエイティブの精神、それらに込められたブランドメッセージについて紐解いていきたいと思います。

(時々、お客様に聞いていただいたキッカケでお話をすることはあるのですが、社内のメンバーに対しても、あえて説明する機会も少なかったので、この場を借りて改めてご紹介させていただきたいと思います!)


社名の由来

「IDÉE」という社名は、フランス語で「思考、アイデア」という意味です。

イディーという言葉はドイツ語にもありますが、Eの上にある記号はフランス語のアクセント記号であることからも、フランス語であることがわかります。

創業者である会長が、組織を「有限会社」から「株式会社」に変更した際に命名しました。

創業当時から、思考とアイデアの力で、お客様の事業に寄り添っていくということを掲げています。


ロゴの意味

イディーのロゴマークは、創業から現在までに何度か変わってきましたが、基本的に2つの円から成り立っています。

人のアタマを水平にパカッと開いた断面で、2つの円が頭蓋骨、脳を表していて、社員それぞれの頭の中からひねり出す思考やアイデアそのものが私達の商品であるということを示しています



ブランドメッセージ

イディーのそもそもの祖業は紙媒体の「企画・編集」という領域でした。

印刷会社でも、デザイン会社でも、WEB制作会社でもありません。

単に見た目をよくして、なんとなく洒落たものにするだけではなく、お客様の状況や、生活者にあたえる影響をしっかりと考え抜いてモノを創っていくということを、社名とロゴの表現の根幹に置きつつ、創業当時からのポリシーにしています。


デザインの変遷

創業当初から、定期的に色のマイナーチェンジはあったものの、長らくイディーのロゴマークは真円を2つ重ねた形でした。

2000年頃のロゴ
阪神淡路大震災の直前の年賀状

その後、創業30年ほど経過した2010年代に、凝り固まった頭を柔らかくして
新しいことに挑戦していこう
と意味を込めて、すこしフニャッとした形の前ロゴにリニューアルしました。

その後、現社長に代表変更をするタイミングで、引き続き変化を模索しつつも、イディーの新しい形が見えてきて、ここからまた本格的に成長を志していくという思いを込め、やや真円に近い形に戻した現在のロゴマークができました。


他にも、いろいろな思いを込めました

当社は創業40年以上の社歴が長めの制作会社ですが、事業承継を経て平均年齢の30代前半のフレッシュな会社に生まれ変わっています。

また紙媒体やグラフィックデザインだけではなく、WEB制作はもちろんSNSやWEB広告などデジタル全般を得意としていることも特徴です。

これらの印象を両立させて感じさせるべく、強めのゴシック体のロゴタイプと、明るくビビッドなカラーリングを採用しています。

名刺においては紙媒体や、コンテンツ制作も得意としているアナログ感を、手触り感のある分厚いボード紙で表現しながらも、裏面のロゴにオーロラ箔をもちいることによって、デジタル領域も得意とする印象を演出しました。

また封筒、名刺のいずれも、情報要素のレイアウトを大胆に崩したり、クールなライトグレーの中にビビッドなカラーを配置することで、デジタル感だけではなく、クリエイティブ面も得意だという主張もしています。


おわりに

今回は社名の由来から、ロゴ、そしてその裏側にある私達の考え方まで、ご紹介させていただきました。

創業以来、変わらない部分と、変わってきた部分がありますが、イディーという会社はこれからも私たち一人ひとりの思考と創造によって紡がれ、新たな未来へと続いていきます。

常に新しい発見を求めて次のページを開いていく私達を、引き続きあたたかく見守っていただけると嬉しく思います。