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いつかなんて嘘さ

読書会で近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」を読みました。
彼女のメソッドや本の捨て方についての記述を中心に書き留めておきます。


Badger/アナグマ

人生がときめく片付けの魔法

リピート率0%

片付けは才能や性格ではなく、技術であり、習得できるものだということ。実際に彼女に片付けの依頼をすると完璧に片付けられて、その後も自分で片付けられるため、何とリピート率が0%だそうで、彼女もそのことをとても誇りに思っているようです。凄すぎる。

まず捨てる、つぎに収納

そもそも私たちは想像以上にたくさんのモノを持っていて、捨てることなしに片付けを始めると、モノが収まりきらず片付かなくなってしまいます。

その中にはお下がりの服や家族が不要になて押し付けられたもの、衝動買いしたものなど、自分が好きではないものが大量に含まれます。

最終的にときめくものに囲まれた生活をするために、まず捨てる、次にモノのあるべき場所を決めて収納する、という順番が重要です。

モノを手に取ってときめくか判断する

特定のモノを家中から集めて、積み上げて、そこで一つ一つ触れてときめくかときめかないか〜で選別してくの彼女のメソッドです。

ときめくとはそのモノを使うことや見ること、それが存在することで自分が幸せかということが実際に手に取るとよく判断ができるということで、手に取って判断するのがポイントです。

そういわれると、確かに触れてときめくものというのはいくつか思い浮かびます。私でいうと、小さいころ何度も読んだ「海底二万マイル」でしょうか。今では所蔵していませんが、何度も何度も読み返した記憶があります。

いつか読むつもりの「いつか」は永遠に来ない

本の捨て方についても項目があり、非常に面白く読めました。

特に、捨てられない!となってしまうのが、未読や読みかけのまま積んでいる本たち。刺さります。

いつか読みたい、またいつか読むかもしれない。こう考えてしまうと、全く捨てられないです。だから、読んでいないなら、今その本を読む時期ではなかったということを教えてくれたのがその本の役割だったし、途中までしか読んでいない状態でそのまま積まれてしまった本も同様で、そこまで読むのがその本の役割だった、と考えるのが良いとのこと。

「何を読むかというより、何を読まないかを決めることが重要」という偉人の名言にも通じますね。(誰だったかは記憶に溶けて残っていません。)

この書籍自体も役割を果たしたと思ったら容赦無く捨ててくださいとのことで、リピート率0%の徹底ぶりがここにも。

もちろん、ときめく本は残していいのですが、ときめきがそこそこの本については、心に残った一節をとって置いて、保存しておいて捨てるようにしているとのことです。

本はタイミングが命、出会った瞬間が読むべきとき

というのも彼女の言葉です。

確かに、そもそも読みたくてその本を買ったのに、本を手に入れたという高揚感にかまけてしまい、そのまま死蔵されてしまうことありますよね。

本を購入したら、その勢いで、目次やあらすじ、冒頭などを少しでも読んでおくということを習慣づけるのが良さそうだと感じました。いくらかでも読んでおけば、続きも読みやすくなりますし、全くの未読のままに本を捨てるのは忍びないので。。

以上、彼女のプロ意識や読書観が垣間見れて楽しく読めました。

朝に読書会やってます

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