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金運の引き寄せと邪気祓い



「氣」を感得せよ!

お金の流れ、即ち経済活動のエネルギーは、中国道教や中医学などで言う「氣」の流れを生じさせます。「氣」もまたエネルギーであり、何らかの動きや活動がある所には、必ず「氣」が発生します。

肉体の生命活動は体内に「氣」の流れを生じさせ、肉体の死と共に「氣」の発生も止まります。それは動物や植物も同じです。また、家電を使っている時も「氣」が発生していますし、クルマやバイクのエンジンも「氣」を発生させています。

「氣」には神秘的な側面もありますが、本質的には万物に宿る普遍的なエネルギーです。この「氣」を感じるのも別に難しい事では無く、ちょっと練習すれば誰でも感じ取れるようになります。


やり方は非常に簡単で、両掌をシャカシャカと素早くこすり合わせて、熱くなった掌を少し離して向かい合わせにするだけです。上手くいけば熱感と共に、ボワーッとした磁力感か、ピリピリとした通電感のようなものを覚える筈です。これが「氣」の感覚です。

イマイチ良く分からない場合は、まず掌の力を抜いてみましょう。指先をピンと伸ばすと感じにくいので、球体を持つように丸めてみてください。それから両掌をゆっくり広げたり、ねじったりしてみてください。

最初は「氣」の感覚と、手の皮膚が伸ばされる感覚の区別がつかないかも知れません。その場合は、皮膚が突っ張る感覚とはどういうものかを把握し、その感覚を意識から除外するようにしてください。 


首尾よく「氣」の感覚を掴めた人は、次に磁石か、水晶などのパワーストーンや、神社仏閣の御守りや御神札(おふだ)に手をかざしてみましょう。最初の内はサイズが大きめのものの方が良いのですが、慣れてきたらエレキバンのような小さい物体にも手をかざしてみましょう。

ある程度まで自信がついたら、TVやPCのような電力の消費量が大きい家電や、電源コンセント、ガスコンロの火、灯油ストーブ、自動車やバイクのエンジン、樹の葉っぱ、犬猫などにも手をかざしてみてください。この訓練をしていくと、日常の中に「氣」が満ち溢れている事が分かってきます。

「氣」の感覚を日常に落とし込むと、次第に強弱以外の微妙な違いも分かるようになってきます。素質の問題もあるので一概には言えませんが、恐らくは好ましい感じのする「氣」か、嫌な感じのする「氣(邪氣)」の区別が出来るようになっていく筈です。


良い「氣」を積極的に感得・吸収し、「邪氣」を遠ざけていくと、次第に「氣」との相性や、その傾向なども分かるようになってきます。ここまで「氣」の世界に踏み込むと、本格的な「邪氣祓い」のテクニックを身に着ける必要性が出てきます。

最もポピュラーな方法は、荒塩を部屋や敷地内に撒いたり、盛り塩を作ったり、塩風呂に入る事です。神棚や神社にお供えした塩は、強力な「邪氣祓い」の力を持つので、あらかじめ大きめの神社で「神饌」と書かれた袋に入っている塩を授与してもらいましょう。

可能ならば、自宅に神棚を作って御神札を祀る事をお勧めします。キチンと祀っている神棚からは強烈な「氣」が四六時中ゴウゴウと噴き出しており、それが人の身体や家の中にある「邪氣」を祓ってくれます。

神棚を祀るのが難しい場合は、インテリアとして中国道教の石敢當を置きましょう。私も横浜中華街で買った石敢當を置いていますが、これは良いものです。



邪氣を祓え!

やや本格的な邪気祓いのテクニックとしては、道教、密教、修験道などで用いられている「早九字(はやくじ)」があります。

本来のやり方はかなり煩雑ですが、略式の早九字は人差し指と中指で「刀印」を結び、臨兵闘者皆陣列在前(りん  ぴょう とう しゃ かい じん れつ ざい ぜん)と呪文を唱えながら横→縦→横→縦→横→縦→横→縦→横と空中に籠目(かごめ)を描き、描き終わったら気合と共に籠目の中央に刀印を突き込みます。

「氣」の感覚を伴わせる場合は、呪文や刀印といった宗教的な要素は必要ありません。手のひらから「氣」を発しながらゆっくりと籠目を描き、最後に籠目の中央を押します。必要となるのは、自らの「氣」のパワーと、正確に籠目を描く技術だけです。

早九字



地水火風の四元素(仏教では四大)は強力な浄化の力を持っているので、土に埋めたり、水に流したり、火にくべたり、風に晒したりする事でも「邪氣祓い」が出来ます。

掃除機ではなく箒で掃除をすれば、風の力で邪気祓いをする事が出来ます。ホームセンター等で天然素材の両手持ち箒を購入して、邪気祓いの法器として大事に使ってください。箒を使えば使うほど己の「氣」が通い、箒(法器)としての力が上がっていきます。

また、ロウソクに火を灯す事でも「邪氣祓い」が出来るので、ロウソクの火を見つめるトラタカ冥想を習慣にすれば、冥想と祓いの両方を同時に行えます。



汝の意志する事を行え!

高藤聡一郎先生の著書、仙道帝財術の本には、お金持ちや会社経営者とお近づきになって、彼らに特有の「氣」を体験したり、その「氣」を体内に吸収しろと書いてあります。

他にも、ギラギラ輝く黄金の「氣」をイメージしてそれを体内に吸収したり、引き寄せの動作で金運の流れや仕事を引き寄せる方法の説明もあります。

こういったテクニックが上手く行った時は、お金や仕事と「氣」で繋がったような感覚がします。一旦この感覚を覚えてしまえば応用が利くようになり、「氣」の感覚を頼りに自分らしく生きられるようになります。


また、帝財術の巻末には、とっておきの秘伝として「必要なのは、まさに才能ではなく、願望である」という一句があります。これは一点突破の集中力の源となるのは願望であり、強烈な願望は稚拙なテクニックをカバーして余りあると言うお話です。

お金の話を突き詰めれば、最終的に「そのお金で本当は何をしたいのか?」という話になります。それで自己の本心が明らかになれば、必然的に一点突破の集中力も生まれます。

因みに、私は社会でバリバリ働くよりも、自由気ままな生活を送りたかったので、好きな事で稼ぐ手段や、ミニマムな生き方を実現する為に必要なものを引き寄せる事になりました。


当然の事ながら、理想の生き方は人によって違うので、引き寄せるものも変わります。肝心なのは、それが自己の本心に随(したが)うものであるかどうかだと思います。

下記リンク先の記事では、私が会社員時代に必要に迫られて開発した、対モンスター社員、対ハラスメント上司の仙術を説明しています。今まさに「そういう術を求めている」という方は、ぜひ御一読ください。


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