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痔瘻の入院手術リアルタイム②原因や体験談、気付きのまとめ

切れ痔を繰り返して、肛門周囲膿瘍、痔瘻になりました。ついでに大きい内痔核までありました笑

33歳会社員、男性です。痔の痛みに苦しむ方へ参考になりましたら、幸いです。

私自身は日頃から健康に気を使い運動や食事など、体作りに勤しんできた方ですが、


毎年の特に夏頃、冷たいアルコール類の飲み過ぎや、冷たい麺類を食べたり、辛い麻婆豆腐を食したり、些細なことから下痢しやすい体質になり、そこから切れ痔を頻繁に患うようになりました。

下痢自体がそれ程気にならない体質だったのでそのまま放ったらかしていました。気づけば30歳を越えたあたりから下痢の頻度が高かった様に思います。


大きく思い返せば、年は10代の頃から、1年に1度あるかないかの頻度で、極たまに切れ痔になっていました。

そして、20代前半頃は切れ痔も1日、2日で回復していましたので、殆ど気にしていなかったのですが、

30歳を超えてから”痛みが尋常”では無くなって来たのです。

排便時は冷や汗がでてクラクラするぐらい、激痛が肛門に走ります
。血もぽたぽた滴り、排便がほんとに一苦労でした。

排便後もしばらく痛かったです。刺され様な痛みから鈍痛まで、本当に酷い痛みでした、、


恐らく慢性裂肛という状態だったと思います。

それでも市販薬で3、4週間で回復していましたが、


しかし、32歳のある時、仕事で急いでいた時に下痢の便意を催し、早く済ませるために強めにいきんで排便したところ、肛門が酷く切れました。

排便時は血も結構出ていました。
そこから1ヶ月以上は酷い痛みが続きました。
立つのもしんどいくらいです。色んな面で、動作に障害が出ました。

しかし、オープンさせたばかりのお店など、仕事や用事が忙しく、病院は面倒という思いがあり、市販の薬でなんとかしのいでました。

そこから気づいたら何とか2、3ヶ月で、痛みは弱くなり、普通の生活にもどっていましたが、

なんと、その頃辺りから、完全な完治はしなくなり、
何か肛門に違和感や異物感を感じるようになりました。


「あれ、今まで通りに完治、治癒しないのかなぁ」と少し不安になり、そこからインターネットで痔について詳しく勉強し始めるのです。今思えば遅えよって感じです。

そのころから、膿が出ていたのか臭いもありました。ここで初めて痔瘻という痔疾患を知りました。しかも手術しないと治らないとのこと。切れ痔かイボ痔だと思っていたので、これはさすがに1度病院に行こうと思いました。

そこからは違和感が残ったまま、1ヶ月おきくらいに化膿し、激痛が走りました。運動も全く出来なくなり、食欲もなくなり、やっと近くの肛門科クリニックに行きました。33歳の夏頃です。


ネットで検索したら上の方にでてきた、近所のクリニックに行ったところ、殆ど診察する事もなく、もっと大きい病院に行ってくださいと医師から言われました。初診は1400円ぐらいでした。因みに神戸の三宮です。

そこの先生は、
街の小さいクリニックでは簡単な治療しか行えませんと笑いながらあっさりと言われました。その先生は馬鹿にするような感じでずっと笑ってました。看護婦さんの態度などもびっくりするほど、対応が悪かったです。タメ口の命令口調、元ヤン?みたいな感じの50歳くらいのおばさんでした。

そのクリニックはホームページには拘っていて、漫画でわかりやすい痔の説明やディズニーみたいなホスピタリティ!と謳っていたのですが実際行ってみるとネットに書いてるホームページの内容は全てでたらめで、
本気で困っている自分からしたら最悪のクリニックでした。

病院選びも本当に大切ですね。


後から分かったのですが肛門科は必ず肛門科専門の専門医がいる大きめの病院がお勧めです。

私は神戸市に住んでいましたが、順心神戸病院の大澤先生に見て頂きました。
非常に綺麗、清潔な病院で、全スタッフの対応が丁寧で安心して治療に取り組めると思いました。

私自身、病院は殆どお世話になったことがなく、ほぼ初めての体験でしたが、以前神戸市の三宮駅付近で行った肛門科クリニックとは本当に、雲泥の差でした。

病院も、設備や名医、ホスピタリティやサービスはめちゃくちゃ大切なんだと実感しました。

絶対病院はよく調べて良い所を選ぶ方が後々、楽という事が分かりました。

痛みがひどい方は、間違っても安易なクリニックを選ばない方が早くよくなります。しかも病院の安心感も、質も歴然の差です。しっかり検討してください。

順心神戸病院では、他のクリニックでは今まで治らなかった痔疾患のかたも多数入院しておられました。そのくらい実力とホスピタリティ共にそなわった病院でした。


順心神戸病院で、初診のこの時、既に痛みは常に激痛を迎えており、排便時、排便時以外にも関わらず、ずっとズキズキと痛む感じでした。

診察はカメラの棒みたいなものを肛門に入れ観察、
あと触診でした。これが結構痛かったです。

気付けば、切れ痔を繰り返して肛門も狭くなったようで、ポリープができ、見張りイボもできているし、ものを入れられるとめちゃくちゃ痛かったです。

裂肛からバイ菌が入り化膿して膿が出ていると画像を見せてもらい説明されました。

診察は5分程でした。初診代2000円ほどと薬代が1300円ほどでした。

その頃と言えば通勤用の自転車は勿論、普通に座るのもままならない感じです。寝ている時もズキズキ傷んで中々寝れません。


自分の肛門を手鏡で確認した所、肛門の6時の方向の少し右ら辺が明らかに腫れていました。恐らく肛門周囲膿瘍でした。


初診では、後に手術が必要になりますと言われました。
それまでは、お薬で凌いで下さいということでした。

鎮痛薬とボラザg、胃薬、ビオヘルミン、抗生物質を処方されました。

そこから2日目後くらいの出来事です。なんと、自宅にてついに腫れていた部分から膿が出ました!

痔瘻というやつでしょうか。膿が出たら痛みは大分軽くなりました。

そこから2週間くらい投薬で症状は日に日に回復していきました。

1週間位で激痛もおさまり、2週間が経過。

しかし、さすがに完全には痛みはとれず入院の日を迎えることとなりました。

医者からは入院は2週間ほどと言われていました。
私のような症状の場合、手術しないとどれくらいの痔の進行度か分からないそうで、病態の様子で入院期間は前後するそうです。

費用は13万円から20万円といまれました。

しかし、順心神戸病院では限度額適応認定証が使えるらしく、実際そこまでの医療費はかかりません!

私自身は生命保険にも入っていたため、

入院費も全て保険で賄えました。生命保険など。普段は無駄な出費ですがこういう緊急時は非常に助かりました。

入院時特別に必要なものといえばナプキン20枚くらいです。

出血は人それぞれ量が違うので必要量に合わせてです。

入院中痔瘻疾患者より

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