セマーン・ペトラ 特別講義
この度、メディア芸術コースではアーティストのセマーン・ペトラさんをお招きし、特別講義を開催いたします。
ペトラさんはアニメーションやビデオゲームといった複数の世界を、自分自身をモデルにしたキャラクターを通じて探索し、そこからさまざまな考察を巡らせる映像作品やゲーム作品を数多く制作しています。日本のアニメに見られる「聖地巡礼」といったアニメーションの世界と現実とを繋げる概念や、セル画のレイヤー構造への分析を通じて現代の私たちのアイデンティティについて問いを投げかけてきます。
アニメーションやゲーム、映像表現に興味のある学生はぜひふるってご参加ください。
日時:2023年5月17日(水)16:30〜18:00
場所:情報デザイン棟 2階 205教室 → レクチャーCホール
対象:全学
セマーン・ペトラ / SZEMÁN Petra
プロフィール:
1994年、ハンガリー・ブダペスト生まれ。アニメーションやヴィデオゲーム的風景を用いて映像作品を制作するアーティスト。現実の生活がフィクションであるかのように体験される出来事を中心的なモチーフとする。作品では自身をモデルとしたキャラクター「Yourself」が主人公となり、さまざまなデジタル領域を横断しながら、それらの境界域やそこで発生する状況を探索していく。制作を通じて、オン/オフ・スクリーンを問わずフィクションで飽和しきった現代の風景のなかで、わたしたちの記憶や自己イメージがどのように形成されるのかを探求している。
ペトラさんの過去作品は以下公式サイト、vimeoからもご覧いただけます。
https://www.petraszeman.com/
https://vimeo.com/petraszeman
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