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ファッション再考の時期

 これまでも何度かあった、写真や鏡を見て服がどうにも似合わなくなってくる現象。年齢にすれば21~25歳、30歳前後で経験し、そしてアラフォー目前のこの頃また始まった。手持ちの服を大きく入れ替えることができる=服を買う口実がある、というのと、一段とクローゼットが洗練されていくのとで楽しいタイミングでもある。
 以前は似合わなくなってくることに寂しさや焦りを感じていた一方で、新たに似合うものも出てくるのも嬉しく思えるようになった。例えば、ストレート体型なのもあって、体のラインが出ない服がとことん恰好悪く見えるようになってきた。大好物のメンズっぽい開襟シャツとストレートの薄色デニムとか、麻の長めジャケットと太めのパンツとか。一方で、タイトな無地のV字ネックトップスとかシャツそのままが地味でなく映えるように。色の似合う似合わないも一層はっきりしてきて、帰国してもひるまずに明るい色いれていかないとなと。ブルべ夏と思いきやどうにもくすみ系もシルバーアクセサリーもパッとしない、いわゆるブライトサマーっぽい、イエべとの境界のようで、ユニコーンみたいなピンクやガムみたいな青緑、絵具で描いたような空色、そんなカラーパレット。勇気を出そう。
 全体として、無難なスタイル、色、コーディネートが合わなくなってきて、よりサイズ感やシルエット、バランス、のフィット感が問われるようになっている。とはいえ、好きなものを着たい vs 着て恰好よく見えたい、のジレンマは解消がなかなか難しい。


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