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TRP2023🌈即席ユニバーサルシート設置大作戦🚽

まるクルは、だれもが安心して過ごせる医療機関を実装する取り組みをしています。現在は、LGBTQsフレンドリーな取り組みを医療機関で具体的に行うことを主軸にした活動を展開しています。

まるクル自己紹介note

2023年4月22・23日に東京で開催された「東京レインボープライド2023」というイベント(略して、TRP2023)でブースを出しました。目的は、どんなセクシュアリティの人も安心して過ごせるように医療現場で実際に取り組みがなされつつある、ことを伝えることでした。

場を持つ中で提供できたものもありつつ、受け取ることも沢山ありました。以前の投稿をご覧くださると嬉しいです。

今回は、その場で体験させてもらった出来事と気づきを共有します。

ことの始まりは、このメッセージ。

友人からのメッセージ

つまりは、TRP2023の会場に、ユニバーサルシートがあるか、というお尋ねがあったことです。

すぐに、会場内のトイレをメンバーが確認してくれたけれど、ない。
イベントとしても、特別に準備しているわけではないことも分かりました。

改めて会場となった代々木公園のマップを確認しました。

バリアフリーマップなるものも作成されており、分かりやすく、赤ちゃんのおむつ交換ができるベビーベッドや、ストマを使っている人向けのオストメイト、車椅子利用ができるトイレなどの他、スロープの傾斜などが示されています。

しかし、友人のお子さんに必要なのは、【ユニバーサルシート】
背も伸びて、赤ちゃん用のベビーベッドでは、長さも幅も不足するのです。

TRP2023 パレードに参加予定の友人たち🌈
トイレのために来るのを諦めたり、不快なままいたり、しても欲しくない。

メンバーで相談し、まるクルのブース内を使えるのではと、なりました。

まるクルで常々思考している、「できることをできるカタチに」の発想。
そのときに、ブースに来ているメンバーも、看護師、介護士らがいて、具体的に気になるポイントを挙げてくれます。

一番の懸念点である、ブース内では、一切水回りがないことを伝えて、友人に提案しました。
まるクルのブース奥で、幕をつけて、床面になるけれど、メインボードが入っていた段ボールの上でよければ…即席ユニバサールシートにしてもらえると。

その間、展示物は半分くらいしか見えなくなるけれど、ブースに来てくれる人たちも、きっと理解してくれるだろうし、そうしたことも含めて、私たちのあり方を知ってもらえたらとも思いました。

当日、水と泡石鹸も用意しておこうという看護師メンバーからの提案もあり、実際に用意する人たちと活動していることが本当にありがたいと気づきます。

そして、友人たちが来たときのブースの様子はこちら

まるクルのブース内に出現したユニバーサルシートスペース(奥)

まるクルのブースの奥3分の1ほどの位置に余っていたテントのシートを張りました。予想通り、展示物の一部は、見えなくなりました。

横に張った幕の向こう側は、こんな様子。

バギーに座ってるMさんと即席ユニバーサルシート代わりの段ボール

メインボード(180cm×90cm)の梱包段ボールを捨てずにおいておいてよかったですし、提案してみてよかったです。

その場でなんとかしなきゃいけないことは、どんなときでも起こるので、よかったと思うものの、これでいいのか?という疑問をもっていたいと思います。

だれもが安心して過ごせる医療機関を!というときにどんな空間を作りたいか、それを具体的なカタチとして表現できているか、そんなことを考える機会にもなったTRP2023でのブース出展でした。


最後に、東京レインボープライドや各地のフェスタを企画するみなさん、代々木公園の管理者さん、ぜひユニバーサルシートの設置をお願いします。

TRP以外でも、イベントを企画するみなさん、ユニバーサルシートがある場所の確認をしてみてください。そしてなければ、会場に設置できないか、ご検討をお願いします。

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ユニバーサルシート設置大作戦! | Facebook をぜひ一度覗いてみてください。

まるクルでも、できる人ができることから、できるカタチに続けていきたいと思います。

最後までご覧くださり、ありがとうございます◎
リアクションも、フォローもしてくだされば、喜びます。 khj

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