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【シティS5】実績から作るれんげきウーラオスVMAXの平均化デッキリスト

プレイヤーズクラブで公開されたシティリーグシーズン5(オープン)のデッキリストから、れんげきウーラオスVMAXの平均化デッキといくつかの分析をしてみました。

入賞デッキに占めるシェアは、ミュウVMAXに続くバトルリージョン環境の第2位。約15%で131デッキでした。従来のインテレオン型に加えてアルセウスVSTARとの組み合わせが一般的になって、よりバリエーション豊かなデッキになりました。

集計対象にするためのデッキタイプ定義と、入賞デッキ数は以下の通りです。集計に関する基本は本体記事で紹介しています。

デッキの定義と基本情報

平均化デッキリスト

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インテレオン、アルセウスVSTAR、ビーダルが中途半端な枚数の平均化デッキになりました。前述の通りアルセウスVSTAR型が一般的になってデッキタイプが分散したため、平均化デッキで戦うのは難しそうです。次節で中身を見ていきましょう。

サブタイプの分析

サブタイプのグラフ

インテレオンの構成比が6割弱まで後退しました。レギュレーションが異なりますが、アディショナルシーズン2では8割を超えていたことを思えば大きな変化です。

入れ替わるように登場した、アルセウスVSTARとの組み合わせは4割を超えました。アルセウス型は、更にインテレオン採用型とフーパVなどと合わせた多色型、どちらも含まないタイプに細分化できそうです。残念ながら、この集計では細かいデッキタイプまで分解できませんでした。

ここでは表示していませんが、基本悪エネルギーの採用率が42%(平均4.5枚)あります。内訳の悪ポケモンは色々で、フーパVが最多ですが、クロバットVMAXやガラル ファイヤーVも悪エネ型の半数近くで採用されています。一時期話題になったヒスイ ダイケンキ型は、シェアだけで見ると多数とは言えません。

シェアの変遷

3月上旬を頂点とする山形になっていますね。以降シェアが降下するわけですが、何があったんでしょうか?

ミュウVMAXの増加タイミングかとも思いましたが、少し時期のズレがありました。かがやくゲッコウガのデッキが登場したタイミングとは一致しており、マナフィの採用率が増加した、などの影響があるかもしれません。

理由をご存知の方がいればぜひ教えてください。

ベンチ殲滅を補助するカード達

キョダイレンゲキのダメージを増やしたり、そのほかのベンチ殲滅関連のカードを並べてみました。

最多はチャーレムVですが、それでも54%に留まります。ナゲツケサルや望遠スコープといった加点カードも採用率5割を下回っていて、キョダイレンゲキの役割にポケモンVへの大ダメージを期待していない様子が伺えます。

バトルリージョンならではの注目カードはキャンセルコロンでしょうか。採用率が30%に近く、マナフィを出していても安心できないことがよくわかります。

エネルギーの加速手段

燃費の悪いキョダイレンゲキを補助する、エネルギー加速手段の採用率を調べてみました。

採用率が高いのはキバナで88%、ほとんどのデッキに採用されています。しかも平均1.5枚を超えているため、れんげきウーラオスVMAXと対戦するときは、2枚目のキバナまで考慮する必要があり総d背う。

次点でメロンは15%。基本水エネルギーの採用率が22%なので、水エネが見えても3割程度はメロン不採用という、少々意外な結果でした。

デッキタイプの統計資料

本記事の元になっている、平均化デッキリストと統計データが載った資料をGoogle Spread Sheetで有料公開しています。この記事で興味を持ってもらえたら、読んでみてください。

資料は【シティS5】実績データで調べる入賞シェアとデッキ統計 で公開したものと同じです。個別デッキの記事は返金可能の設定なので、この記事を買った後で全てのデッキを読みたくなったら、一度返金処理をして全デッキ版をご購入頂けると嬉しいです。

統計資料の見方は以下の通りです。

資料の見方

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