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【シティS4】ポケモンVがメインの平均化デッキリスト

ポケモンVがメインで戦うデッキの平均化デッキリストたちです。
色々なデッキで活躍するポケモンVですが、VMAX環境では主力にしているデッキが多くありません。
しかし、数は少ないながら強力なデッキタイプも存在しています。

平均化デッキリストの経緯や説明は説明回記事にまとめています。

【シティS4】主要デッキの平均化デッキリスト (説明回)
https://note.com/ictxptcg/n/n8326f5cb1dcc

◆スイクンV

はくばバドレックスVMAXの相方としてお馴染み、スイクンVの平均化デッキリストです。
はくばバドレックスVとの併用が圧倒的に多いため、デッキタイプの定義としてはくばを除外しています。またスイクンVがメインアタッカーのデッキを選抜するため、3枚以上採用を条件にしました。

デッキコード kkVkVV-Ejlz0j-b5VFwk

1.サブタイプ分析

大部分がインテレオン型です。
次点で、アルセウス&ディアルガ&パルキアGXのデッキにスイクンVの採用数が多いパターンでした。平均化デッキに基本悪エネルギーが1枚入っていますが、これはADPに採用されるガラル ファイヤーVのせいでしょう。

2.特記I スタジアムの選択

スタジアムは頂への雪道が第一選択で、採用率95%のリセットスタンプ(平均1.6枚)との併用で終盤の逆転要素にしていると予想されます。
はくばバドレックスVMAXの紹介でも触れましたが、マーシャドーの採用率が51%と高く、上記シナジーを重視する意図が伺えます。

第二選択はガラル鉱山で、採用率を見る限り併用パターンも多そうです。ボスの指令、フリージオのカチカチロックと合わせて使うことで、相手がにげられないターンを作る目的で使用されるカードです。

3.特記II フリージオの採用率

連続でフリージオを取り上げます。
採用率は75%と高く、2枚採用のデッキが多数派でした。ミュウVMAXとの対戦で、フリージオ1枚では勝ち切れないと聞きますから、そのせいでしょうか。

4.前期までの平均化デッキ
【シティS3】スイクンVの平均化デッキリスト

◆ハピナスV

チャンピオンズリーグ福岡大会の中継で注目を浴びて以降、存在感を増したハピナスVの平均化デッキリストです。
同大会の利用者がNote記事でも話題にしていますが、10月のシティリーグでも少数ながら活躍しているデッキです。

デッキコード FVkwkV-GKkxQM-kvbkkf

1.サブタイプ分析

CL福岡で活躍したチルタリス+ミュウ(ふしぎなしっぽ)型が大半です。
次点でチラチーノ型、およびリーリエのピッピ人形(とマーシャドーやフィオネ)のみのハピナスV単です。

2.特記I エネルギー構成

エネルギーの合計枚数の平均は16.5枚でした。
ウィークガード、キャプチャー、パワフル無色が採用率100%、ドローに寄与するラッキーエネルギーも採用率高めで、枚数もほとんどが4枚採用です。
基本エネルギーを入れる場合は、妖しいカンヅメに対応する超タイプか、相手の巨大なカマドを利用できる基本炎エネルギーが選択されています。
※自発的に炎エネを使うカードは入っていません

1デッキのみのリサイクルとドローエネルギーは、ポリゴンZ型で採用されていました。

3.特記II 回復と耐久のカード

ハピナスVのワザは使えば使うほどダメージが上がってき、倒されずに居座ることが重要です。そのため、耐久カードや回復カードが重視されます。
特にタフネスマントは採用率100%で枚数も3枚と多く、確実に使う強い意志を感じます。
回復カードの平均は9.8枚ですが、ポリゴンZ型では未採用なので普通は10枚といったところでしょう。
マオ&スイレンがほぼ必須の採用であり、枚数も3枚以上と多いです。

◆ザシアンV

ソード&シールドの看板ポケモン、ザシアンVの平均化デッキリストです。
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXとの組み合わせは三神ザシアンとして2年に渡り定番化しており、その他の鋼タイプのデッキに必ずと言っていいほど採用される優秀なポケモンです。
だからこそザシアンVがメインのデッキだけを抽出することが難しく、ジュラルドンVMAXの影響が平均化デッキリストに出てしまいました。
主要なTAGTEAMとの組み合わせを除外し、枚数を3枚以上としましたが足りなかったようです。それだけザシアンVが重用されている証ですね。

デッキコード gLLNPn-D8CGKg-n69nNn

1.サブタイプ分析

ふしぎなしっぽのミュウを中核にしたタイプが60%を占めました。
冒頭でも触れたジュラルドンVMAX型は、すべてドータクン併用です。

2.特記I サブアタッカーの選択

ザマゼンタVが最多ですが、採用率50%に届きません。
次点であくのいましめのフーパです。ザシアンVと違って1エネで動けること、超タイプの弱点を突ける便利なポケモンです。

3.特記II 加点要素

ザシアンV専用の加点カードくちたけんですが、採用率は20%に満たず低調です。
その他の加点カードも採用率が低く、基本はブレイブキャリバーの素点230ダメージで戦っていくようです。
HP280帯のVSTAR登場後は、この傾向も変わってくるでしょうか?

4.前期までの平均化デッキ
※前期からいるポケモンですが、平均化デッキの取り扱いがありません。
 ふしぎなしっぽのミュウの登場が、重要な強化要素だったと考えられます。

◆集計データファイル

有料部分では小数点以下まで表示した生データと、集計対象の入賞デッキ一覧を公開しています。採用率、採用している場合の平均枚数などもわかるので、ぜひご覧ください。

記事単品でも購入できますが、マガジンで購入する方がお得ですのでご検討ください。
https://note.com/ictxptcg/m/m42b4f5d6dcdf
(データはGoogle Spread Sheetで公開しています)

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