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【シティS5】実績から作る裏工作アルセウスの平均化デッキリスト

プレイヤーズクラブで公開されたシティリーグシーズン5(オープン)のデッキリストから、アルセウスVSTAR/インテレオンの平均化デッキといくつかの分析をしてみました。

ご存知の通り、チャンピオンズリーグ愛知大会のマスターリーグで優勝したデッキタイプです。圧倒的なサーチ能力を持つこのデッキの、シティリーグでの実績データを見ていきましょう。

集計対象にするためのデッキタイプ定義と、入賞デッキ数は以下の通りです。

デッキの定義と基本情報

平均化デッキリスト

Dx88cY-oKOl96-xc84JD

サブアタッカーと言えるポケモンがほとんど採用されないデッキで、平均化しても違和感のないデッキリストになりました。

インテレオンが優秀なワザを持っているので、その他のカードを入れる必要がないのでしょう。統計資料から攻撃ワザを使えるポケモンを抜き出してみましたが、見ての通り採用率が非常に低いことがわかります。

サブアタッカーの採用率

サブタイプの分析

主要カードの採用枚数

前述の通り目立ったサブアタッカーが居ないので、主要カードの採用枚数だけ確認しましょう。

アルセウスVSATRの平均枚数は3枚。4枚投入のデッキは、ほぼ存在しないようです。インテレオンはうらこうさくが主体で、2枚投入が主流。クイックシューターの方は採用率が50%を下回りました。

シェアの変遷

シェアの変遷

週別のシェアは見事な右肩上がりを描いています。バトルリージョン環境の最終シェアは10%弱ですが、最終週では15%を越えました。
スターバースが発売した1月から使えるデッキではあるものの、優秀性が広く認められたのは3月に入ってからといったところでしょうか。

サポートポケモンの採用率

主要なサポートポケモンの採用率

特性目的で採用される主要なポケモンを並べてみました。

まず目につくのがノコッチ。れんげきウーラオスVMAXが多いため採用率が高いのは当然ですが、全デッキで採用とは徹底しています。

時点のマナフィも75%を越えており、れんげきウーラオスVMAX(と、かがやくゲッコウガ?)を警戒していることがよくわかります。

ガラル ジグザグマは採用率11%。こだわりベルトを付けたアルセウスVSTARが、アルセウスなどHP220のポケモンVを撃破可能になるポケモンですが、奮いませんでした。

デッキタイプの統計資料

本記事の元になっている、平均化デッキリストと統計データが載った資料をGoogle Spread Sheetで有料公開しています。この記事で興味を持ってもらえたら、読んでみてください。

資料は【シティS5】実績データで調べる入賞シェアとデッキ統計 で公開したものと同じです。個別デッキの記事は返金可能の設定なので、この記事を買った後で全てのデッキを読みたくなったら、一度返金処理をして全デッキ版をご購入頂けると嬉しいです。

統計資料の見方は以下の通りです。

資料の見方

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