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【シティS3】ニンフィアVMAXの平均化デッキリスト

ニンフィアVMAXのデッキは、こくばバドレックス/れんげきウーラオス/悪タイプ が三竦みのメタゲームだった頃、それら全ての弱点を突けるデッキとして台頭しました。

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このマガジンでは7月19日以降のシティリーグを扱っており、紹介した三竦みは崩れてこくばバドレックス/れんげきウーラオス/ADPがTOP3となりました。事情が変わったわけですが、それでも22デッキが入賞しています。

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上のグラフはシーズン3の全期間に渡って、データ取得できたデッキ数を折れ線グラフ、そのうちのニンフィアVMAXが占める割合を棒グラフで示したものです。
PJCSの開催を境にして、ニンフィアの出現率と高さの減少が見て取れます。残念ですが、落ち目のデッキと言えるかもしれません。

しかしながら、入賞者を多く輩出した有力デッキであることは変わりません。PJCS以降の構築パターンを平均化してみていきましょう。

平均化デッキリストの経緯や説明は説明回記事にまとめています。

【シティS3】主要デッキの平均化デッキリスト (説明回)
https://note.com/ictxptcg/n/n8a495992038a

1. 標準デッキの情報

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2. 標準デッキリストの評価

前述の超/闘/悪の三竦みの弱点を突く選択として、
ニンフィアVMAX ⇒ れんげきウーラオスVMAX
れんげきウーラオスVMAX  ⇒ ムゲンダイナVMAX、ゲンガーVMAX
ガラル ファイヤーV ⇒ こくば バドレックスVMAX
上記3種類のポケモンの組み合わせが一般化しており、平均化デッキもそのようになりました。

れんげきウーラオスVMAX(平均1.6枚、進化前も同じ)、ガラル ファイヤーV(平均2枚)はどちらも採用率91%となっており、支配的です。
なお、ニンフィアVMAXの平均枚数は2.3枚、進化前は2.9枚です。

サポートポケモンでは、オクタンの採用率が86%(平均2枚、進化前も同じ)と高めです。
また無色枠としてか、ヤレユータンが54%のデッキで採用されていました。そのほかの無色枠として、平均化リスト外でメタモンVが27%採用されています。

上記3種以外の組み合わせでは、バシャーモVMAX(平均1.5枚、進化前も同じ)とゼラオラV(平均1.5枚)が採用率9%です。ただし、必ずこの2種が組み合わせではなく、主要3種にバシャーモVMAXも組み合わせたデッキが入賞していました。

また余談ですが、ミュウの採用率が18%と低めなのもニンフィアVMAXの特徴でしょう。

グッズは、リボンバッジに触れておきましょう。採用率73%(平均1.5枚)で、なかなかの採用率です。
またエネルギーつけかえは採用率91%、平均2.4枚と、ガラル ファイヤーVの活用として広く使われていることがわかります。

サポートでは、オクタンでサーチできるコルニの気合い(86%、平均1.7枚)と、グズマ&ハラ(22%、平均1.6枚)が特徴的でしょうか。

スタジアムは水の塔が採用率82%で割合は多いものの、平均1.2枚と枚数は少なめ。反面、トキワの森(63%、平均2枚)、頂への雪道(27%、平均1.7枚)は採用枚数が水の塔より多いため、平均ではすべて1枚ずつとなりました。

エネルギーは、れんげきエネルギーが採用率100%(平均3.95枚)。
基本悪は平均化デッキで5枚ですが、採用する場合は平均5.8枚と、6枚採用のデッキの方が多いようです。
キャプチャーエネは採用率45%、平均1.4枚でした。


3. 生データ

以下の有料部分では、小数点以下まで表示した生データと対象デッキタイプの入賞デッキ一覧を公開しています。
採用率、採用している場合の平均枚数などもわかるので、ぜひご覧ください。

記事単品でも購入できますが、マガジンで購入する方がお得です。
(データはGoogle Spread Sheetで公開しています)

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