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ルータ保守&復旧

お久しぶりです。菅田です。
最近、私の定常業務となりつつあるルーターの死活監視について紹介いたします。

概要

現在、私はとある企業様のシステム担当として勤務させていただいております。
その企業様の日本全国の支店に設置してあるルータの状態をPRTGと呼ばれるツールを用い毎朝確認しています。
停止している場合は、再起動し復旧させています。

ルーターの回線について

2種類あります。
理由としてはメインとバックアップ回線とで設けることで冗長性を確保しています。

  • 有線回線(LANケーブル)・・・メイン回線

  • 無線回線(SIM)・・・バックアップ回線

赤い表示が停止しているという表示なので対応します。

ルータアラートの図

それぞれの回線の復旧方法

有線回線(LANケーブル)

電源ケーブルの抜き挿しを実施します。抜き挿しを実施することで再起動することができます。
店舗ごとのサーバーラックの写真やネットワーク構成図を見て確認した後、支店に電話をかけて支店の方に指示をして作業を実施します。
落ちる原因としては、停電(落雷、計画停電など)があります。そこまで頻度は多くない感じです。

無線回線(SIM)

TeraTerm等でルーターに接続し、コマンドを実行します。

なお、証跡を取り忘れないようにしましょう。自動取得がおすすめです。
↓↓↓↓↓↓↓↓自動ログ取得参考リンク↓↓↓↓↓↓↓↓

ルータの情報収集を行います。

コマンド	説明
show logging syslog	             システムログ情報の表示
show sim status	               SIMの状態を確認する
show wwan status csv	           現在の電波レベルの表示
show pseudo-ether	             インターフェイス状態の表示
show ip dhcp	               IPv4 DHCP 運用状況の表示

SIM再起動のコマンドです。

usbctl restart wwan 1 SIMの再起動コマンド

無線回線が落ちる原因としてはルータ自体の再起動する際に一瞬だけ停止してすぐに復旧するというのがほとんどです。

最後に

台帳で落ちたルーターをまとめているのですが、支店によって頻繁に停止するところや、全く停止しないところ等ばらつきがあります。
直近で調子が悪いルーターを保守交換が入っており、どれくらい改善されるのかが楽しみであります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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