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マズローの欲求段階説

こんにちは。アイシーティーリンク 櫻井と申します。

人間とはなんとも欲深い、業が深い生き物だ。
ディープな勢いでスタートしていますが、今居る環境、人、物、立場に満足せず、何かしら満ち足りていないのが人間というもの。
そういった、人間の欲求を5段階に仕分けた理論に、
「マズローの欲求段階説」があります。
ピラミッド構造になっており、下位層から順繰りクリアすることで、「自己実現ができる」というものらしいです。

マズローの欲求段階説

下段から順に掘り下げていきます。

①生理的欲求
端的に言うと、「生きるための必要最低限な欲求」です。
食う、寝る、う〇こする、といった人間の3大欲求そのものです。

本能的に当たり前にやっている「生きるため」に行う行動そのものですね。
なので、これができているって、ぶっちゃけすごいことだと思うんですよ、だって生きてんだもん。

②安全の欲求
住まい、暮らしという安全性を求めるのがこの欲求です。
家がなければ、食べる、寝るはできても、風雨にさらされたり、害獣の脅威があったりと、おちおちゆっくり休めません。

こどもは、親からこの環境を与えられ守られています。
至極当たり前だったので、次第に気づかなくなります。
ですが、改めて振り返ってみると、住めるところ確保して、身の安全を保障されている空間に居るってすごいことですね。

地震雷火事親父から身を守るため必要なことです。
あ、親父は本来「大山嵐(おおやまじ)」、または「大風(おおやじ)」=台風だったとの説も。

③社会的欲求
社会の中の一員、みんなの仲間に居たいという欲求です。
学校や会社といった、家から外に出た環境に居たいという欲求でしょうか。

元来、人間は住むにしても集落を築き、集団で生活をしてきました。
私も田舎育ちですから、地域住民みな家族みたいなところで過ごしました。
部落、なんて言ったりするの、これ方言?

今は核家族が主流ですし、集合住宅でもお隣さんが誰住んでるかわかんないも当たり前ですし。
リモートワークや個人事業主など、個人で働くことも多い世の中ですから、
そんな中でも社会に居るようになるツールがSNSだったりするのかな。

④承認欲求
3段階目が「仲間に居たい」なら、4段階目は「そんな仲間に認められたい」という感じでしょうか。
3段階目がやや受け身な意味合い、こうだったらいいなぁに対し、4段階目は主体的な行動ですね。

だれだって褒められたいじゃ~ん。という話ですね。
モチベーションも上がります。

個人的に、昨今、この4段階目のハードルが高い気がしますね。
SNSが浸透したことで、場所、環境、地位に関係なく交流ができるのはメリットの反面、その対象と自分を比較し、マイナス面が浮き彫りになって自己嫌悪になるという悪いパターンも散見されますよね。
自己否定で鬱、妬み、嫉妬で誹謗中傷などなど。。。

⑤自己実現欲求
理想的な自分、なりたい自分、という欲求のことです。
①から④までのすべての欲求を満たすと初めて実現できるとのことです。

④までって、少なからず「他」が絡んでいました、人なり物なりで。
この欲求は、とにかく自分対自分。
自分にポリシーがあって何かしらアクション起こしている人って、この領域なんでしょうね。

⑥自己超越の欲求
あれ??⑤がピラミッドの最上位層なんじゃないの???
はい、この⑥は後年付け足されたものらしく、一度⑤で自分自身を見直すになったのが、今度は自⇒他に持って行った欲求のようです。

自分自身は満たされた、なので、慈善活動で地域貢献する、「人の役に立つ」が当たるよう。
他人に思われる承認欲求とは異なり、自分の行動で周りも自分も良い気持ちになるということなんでしょう。

自己超越、スーパーサ〇ヤ人か!?
俺は怒ったぞ!フ〇ーザー!!…なんて、フリ〇ザがどう思おうが知ったこっちゃない言動ですもの(ちょっと違う
イラストはルフィだけど…。

この欲求段階説がベースとなって、次の話をしようと思いますが今日はここまで。
自分が今何を欲しているのか、確認してもいいかもですね。

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