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美容室の感染予防対策にナーバスな女性客

【コロナ禍における美容室利用実態調査】

全美連は「コロナ禍における美容室利用実態調査」を2021年1月行い、その結果をこのほど発表した。美容室の利用頻度はコロナ前の2019年と比べ、半数は「かわらない」。「減った」(ややを含む)は約4割、逆に「増えた」(同)は1割ほどあった。

美容室利用者を対象にした調査で、全国生活衛生営業指導センターとの共同事業。

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利用頻度の変化は男女差があり、「かわらない」は女性が48%、男性が61%で、男性はコロナを氣にしない傾向がある。また年代によっても差があり、女性は20代、30代が「減った」(同)人が多く、10代は「増えた」(同)が22%だった。10代の男性も25%が「増えた」と回答している。重症化しにくい10代はコロナをあまり氣にしていない。
男性は「かわらない」が40代(63%)、50代(69%)、60代(65%)で、40代以上は60%超えた。20代、30代は59%だった。

男女で差があるのは女性がおしゃれ目的、男性は身だしなみ目的で、美容室の利用目的に違いがあるためと思われる。

【調査概要】
調査方法:インターネット
調査期間:2021年1月23日~26日
調査対象:15歳以上の男女。過去1年間に美容室を利用。
女性8400人、男性5200人


【美容室の感染予防対策にナーバスな女性客】

利用する美容室がどの程度感染予防対策を行っているかが気になるか? 女性は81%が「気になる}(やや も含む)のに対し、男性は65%(同)と男女で16ptの差がある。

全美連の「コロナ禍における美容室利用実態調査」より。

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「気にならない」(同)は女性19%、男性35%で、女性のほうがコロナ感染にナーバスなのがわかる。
しかし、感染予防の観点から美容室の滞在時間を尋ねたところ、「短くなった」女性は17%、男性は15%、「かわらない」女性は76%、男性77%で、実際の滞在時間に関しては大きな差はない。コロナ前と同じメニューをオーダーしている人が多いのがうかがえる。
また美容室の新型コロナ感染対策の評価については、
・マスクの着用、必要に応じてフェースガード、ゴーグル着用
・入口に手指消毒用液の設置
・対人距離の確保
・来店者を調整して密を回避
などの対策は男女とも60%以上が高評価しているが、
・来店時の問診
・来店時の検温
については男女とも40%前後しか評価していない。
【調査概要】
調査方法:インターネット
調査期間:2021年1月23日~26日
調査対象:15歳以上の男女。過去1年間に美容室を利用。
女性8400人、男性5200人

※参照:理美容ニュース

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