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2020_09/14 自店の市場占有率(シェア)を知っていますか 其の1

市場シェアとは自分が商売している商圏のなかで、自店がどれぐらいの売上をあげているかを測ったものです。市場シェアをどう計算するか、考えてみましょう。

お店をやっていて徒歩10分以内の人が来店してくれると仮定するなら、人が歩く速度が大体、4km/時とすると徒歩10分は670メートルの距離となります。
半径670メートルに入る町が自店の商圏になります。

人口だけでなく属性も考えます。お客さんは男性か女性か、学生か社会人か、子育て世代か高齢者かなど自店に来そうなお客さんを考えます。


市役所のホームページに年齢別、町名別の人口統計があるので、見込み客となる属性の人口を調べましょう。


この見込客数と、実際にお店に来ているお客さんの割合を計算すれば簡易的に市場シェアを調べることができます。


ただ商圏は変わる時があります。

映画”魔女の宅急便”でキキが働くことになったのがグーチョキパン店です。


夫婦二人で店をまわしていますが、おソノさんは身重で、御主人もパンを焼いているだけなので配達はありません。


近隣相手のお店になります。キキが特技をいかして宅配をはじめましたが、もしパンの宅配をはじめたら商圏はコリコの町全体に広がることになります。

お客様の移動手段を知ることはとても大切です。
自動車、電車、バスなど。

どの地域から、どちらの方面からのご来店が多いのかをしっかりデーターにして分析してみましょう。

商圏分析は3年に1度は改めることをおススメします。3年間でエリアの環境は随分と変わっているモノです。ICTBネットでは、商圏分析の専門家をご紹介できます。ご興味のあるサロン様はメールにてご相談ください。

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