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【指導】シンプルな振り返りの書かせ方と伝え方

振り返りを書かせてみると、子供たちがネガティブなことやただやったことを挙げるだけになってしまうことがあります。子供の立場から考えると、振り返りの書き方が分からないのは当然ですよね。私は子供たちにネガティブなことではなく、次につながるポジティブなことを書いてほしいと思っています。
そこで、例え話を入れて説明してみました。
「(黒板に一部が欠けている円を書いて)どんな形だと思いますか?」
と子供たちに聞いてみたところ、一人の子供は円だと答えましたが、一人の子供は違うと言いました。
「円じゃないよ、かけてるもん」と。そう、人々はかけている部分に目がいくものです。人は足りない部分に目を向けがちなのです。だからこそ、意識的に良いところに目を向けていかないと、足りない部分に流されてしまいます。ですから、振り返りの中でできたこと、学んだこと、わかったこと、頑張ったことなど、自分が今日の授業でポジティブな面を書いていく方が、振り返りを楽しむことができるのではないでしょうか。