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学習者用デジタル教科書活用の勘所

New Education Expo での2週連続の登壇が終わりました。うまく語れたところ、「もうちょっと何とかできなかったかな」と思ったところ、色々でしたが、一先ずは役目を終えられたことにホッとしています。

今回は、東京・大阪の両方で登壇させていただきましたが、どちらも緊急事態宣言中とは思えない活況でした。皆さん、オンラインセミナーではない対面のセミナーを待ち望んでいたのでしょうかね。事務局の方によれば「全体の数は減ったけれど、キャンセルはすごく少なかった」とのこと。いらっしゃった方の熱意は高かった、ということでしょう。

私が登壇したセミナーもなかなかの盛況で、特に東京は申し込み時点で満員になるほどでした。「学習者用デジタル教科書」が旬であることを感じます。

さて、その「学習者用デジタル教科書」ですが、やはりまだまだ認知度が低いと言わざるを得ないでしょう。講演でも話したのですが、よく言われる「デジタルより紙の方が思考力は高まる」という指摘。電子書籍と紙の書籍の比較データを持ち出してそのようなことを指摘する方は多くいらっしゃいますが、そこからは「授業ではデジタル教科書を使ってどのような工夫がなされているか」という視点がすっぽりと抜け落ちています。

「学習者用デジタル教科書を使った授業」がどのようなものであるか知らないのでしょうね。であれば、「こうやって活用すれば効果が上がるんですよ」という情報を発信していかなければなりません。New Education Expoでは、半ば使命感を感じながら発表したのでした。

壇上から見ての感覚なので確かかどうかはわかりませんが、反応がよかったのが授業ムービーと、そこから考えられる「学習者用デジタル教科書活用の勘所」の話でした。例えばこれ。

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「デジタルでは思考できない」と言っている方々は、これを見てなんておっしゃいますかねぇ...。そう、学習者用デジタル教科書のいいところは、何と言っても子どもたちが「教科書を使い倒せる」ことなんですよ。その時間をたっぷり取る。すごく大切なポイントだと思っています。

その他、色々とポイントはあると考えているのですが、それらをまとめたこのスライドは注目度が高かったようです。

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と言っても、ムービー見ないとなんだかわからないですよね? New Education Expoでお見せしたムービーを流しながら「学習者用デジタル教科書活用の勘所」などを語るオンラインセミナーを7月に予定しています。お楽しみに!

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