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雄弁なテキスト

オンライン授業いろはセミナーに登壇させていただきました。他の方々の顔ぶれを見ると、どう考えても最先端の高度な実践を紹介されるだろうな、と思ったので、私は思いっきりプリミティブな方向に振りました。同期型の実践なんてやってません、とか。

オンライン授業いろはセミナー(鈴木)

それにしてもどうして皆さん、Zoomとかで子どもの顔をズラッと並べたがるのでしょうか。「子どもの顔を見て安心する」教師の気持ちはわかりますが、それ以上の教育的意味は、あるのでしょうか? 保護者にかけている多大な負荷に目を瞑ってでもするほどの意味が。

稲田さんの紹介してくださっている調査でも、私はネガティブな意見を持つ保護者が一定数いることの方に目が向いてしまいます。。

まあ、そんなわけで私の話は思いっきりプリミティブな方向へ。Teamsで子どもたちと繋がって、一番シンプルな情報のやりとりはテキストです。でも、そのテキストのやりとりだけでも、こんな川柳が集まったりします。

オンライン授業いろはセミナー(鈴木)2

楽しいじゃないですか。これ、45分の国語の授業では、ここまで集まらなかったでしょう。男の子が女の子に、女の子が男の子に素直に「いいね!」を押せているのもいいです。

そして、子どもたちの書いたテキスト。とても雄弁です。リアルタイムでバーチャル背景を映しながら繋がるよりも、よっぽど伝わるものがあると思いますが。

いや、別に同期型が全てダメと言っているわけではないのですが、もう少しよく考えて、非同期型を基本とした方が先生たちも無理せず活用を続けられると思いますよ。本当に。


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