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テレワークをするための最低限の資産

テレワークをするのに何が必要??って聞かれることがあります。
もちろんパソコンを家に持って帰って仕事をすればテレワークかもしれませんが、それは昭和の風呂敷残業でしかありません。
古いこと言ってますね。
風呂敷残業とは会社の労働時間で仕事が終わらず、資料を風呂敷に包んで自宅で時間外労働をした名残の言葉です。
最小限の資料だけを持って帰るので作業効率はどうなんでしょう。

コロナ騒動の初期段階、テレワーク導入を至急に進めるがあまり自宅勤務の社員が顧客と連絡が取れなくなった話が大変多かったのを覚えています。
大企業の取引先でも、「テレワークのため取次ぎできません」と言われました。
しかし、代表番号にかかってくる顧客からの電話を受けるため今回は「テレワークのため取次ぎできません」とひとこと言うために、誰かが出勤することとなり社会問題にもなりました。
そのため、現在のIT資源が整った状態でそんなテレワークでもいいのか疑問になります。
そこで「テレワークをするための最低限の資産」を考える必要があるのじゃないでしょうか?
「テレワークをするための最低限の資産」を考えるにあたって、日常どのような業務をこなしているか確認のため1か月の業務を振り返り使った資料や機器を書き出します。
それを社外でどこまで再現できるか?再現できないときにIT技術で再現できる方法があるかどうかを考えます。
ここで現在のIT技術を知らないと考えることができないのですが、現役じゃないと現在のIT技術がわからないのです。
また、広く知識が必要になるため普段から情報に敏感になる必要があります。
例えば、いろんなメーカーが行っている年次カンファレンスで発信される情報に接するとかいろんな情報を普段から手に入れるといいと思います。
それを使って再現できるかチェックします。

全て再現できれば出勤する必要もなくなるのでBCP(事業継続計画)的に最善なものとなります。
しかしできない場合、作業効率の低下加減を踏まえてテレワークの導入を検討しなくてはいけません。


そのためにも、リモートデスクトップと代表番号の受発信ができるクラウド電話が重要な技術となってくるのです。

その他、紙資料の管理方法もあるのですがそれは今度。

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