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合掌〜錬金術そして百式観音〜

【合掌】(がっ-しょう)
仏教徒が、顔や胸の前で両の手のひらと指を合わせて、仏・菩薩(ぼさつ)などを拝むこと。インド古来の礼法で、仏教により日本に伝えられた。

デジタル大辞泉

いつの頃からか、両の掌を合わせて合掌することが癖になっていることに、最近気付いた。

困った時、
怒られた時、
トラブルに陥った時、
嬉しい時、
悲しい時、
様々な感情の起伏に合わせて、その都度、合掌。

その行動に意味など無いと思っていた。

しかし、

思い出した。


「鋼の錬金術師」

主人公エドワード・エルリック。
禁忌とされる人体錬成に失敗し、肉体の一部を「代価」として失った。その際に見た「真理」の世界。その世界を見たことで、両の掌を合わせて円を描くことで錬成陣と成し、様々な錬金術の発動を可能にした。


「HUNTER X HUNTER」

ハンター協会会長ネテロ。
自らの背後に巨大な千手観音像を顕現させ、その数多の腕により攻撃する「百式観音」。
能力発動には合掌に至る一連の初動が必要である。


これらを見ると、双方共に、「必殺技」の「きっかけ」として「合掌」という行動を行っていることが分かる。

その行動に意味など無いと思っていた。

それでは意味を作ればいいじゃないか。

私にとっての「合掌」は、

困った時、
怒られた時、
トラブルに陥った時、
嬉しい時、
悲しい時、
様々な感情の起伏に合わせて、その都度、合掌。

チャンス

である。

困った時も、
怒られた時も、
トラブルに陥った時も、
嬉しい時も、
悲しい時も、
「合掌」した時は、心の中で「チャンス!」と叫ぼう。

切り拓く力。「合掌」はそれを具現化する。

ickey(2024/02/19)

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