傾聴〜人の話を聞くということ〜

【傾聴】（けい-ちょう）
耳を傾けて、熱心に聞くこと。

デジタル大辞泉

私は話があまり得意ではない。
その為、私は人の話をよく聞くことを心がけている。

そして私は好奇心旺盛である。

人の話をよく聞くことと好奇心旺盛を合わせると、どんな話でも熱心に聞く性格ができあがる。

これを、傾聴力というらしい。

周りには、自分の話をしたい人が溢れている。
それは、逆を言えば、自分の話を聞いて欲しい人たちなのだ。そういう人たちには、私のような性格の人間が好都合なのである。

よく、
「あなたを相手にしてると、どんどん話しちゃう」
とか、
「聞き上手だね」
などといった褒め言葉をいただくが、私からすると、全然苦ではなく、むしろ様々な情報を収集できて、面白い限りだ。

クリフトンストレングスのストレングスファインダーという、自分の強みを明らかにするテストを行ったことがある。このテストでは、34ある強みのうち、上位5つの強みを知ることができるが、私の1位は、

収集心

であった。

傾聴の力と収集心。
人の話をよく聞き、そこから発せられる情報を自分のものにすること。

私は過去に、心理カウンセラーを目指したことがあった。しかし、そこには致命的な問題があった。

私は、人が、苦手なのである。

話を聞くのは苦ではない。
しかし、そこから生じる情報を自分のものにするために、私は、言葉だけでなく、感情も受け取ってしまうのだ。

私は人に感情移入しすぎる。
そのため、人の心を受け取り過ぎて疲れてしまう。

故に、心理カウンセラーは無理なのだ。

兎にも角にも、

人の話を聞くこと、「傾聴」は、

私の性格を形成する、重要な要素なのである。

ickey（2024/02/27）