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ワクチンを打つほどのウィルスではない『コロナ自粛の大罪』鳥集徹著 を読む

 7人の開業医や医学研究者にインタビューして、この間の「新型コロナ・ウィルスの報道」等について忌憚のない意見を聞いた本だ。つまるところ、旧型も新型も人間が本来持つ免疫力で対応できるウィルスであり、「ワクチンを打つほどのものではない」という結論だった。では、これだけ「新型コロナ・ウィルスは怖い」と煽りに煽りまくって徳をするのは誰かという疑問になる。インタビューの中で小児科医の先生もそう考えたと答えていた。ご一読をお薦めします。

 「コロナ自粛の大罪」  鳥集徹/著
宝島社新書 604 2021年4月  900円

 本書は政府、自治体、医師会等による新型コロナウイルス自粛政策に疑義を呈する医師7人へのインタビュー集である。個別の事象の捉え方において7人の意見には相違もある。しかし、過度な自粛要請を繰り返すべきではないという認識では全員が一致している。国民や国家に取り返しのつかない甚大な“副作用”をもたらすことが明らかだからだ。多くの人々を不幸にするだけの政策は、もう終わりにすべきだ。

目次
第1章 「病床数世界一」でなぜ医療崩壊が起きるのか
第2章 「コロナ死」だけを特別視するのはもうやめろ
第3章 5類感染症に指定すればコロナ騒動は終わる
第4章 長引く自粛生活が高齢者の健康寿命を縮める
第5章 “未知のワクチン”を打つほどのウイルスなのか
第6章 ほとんどの日本人の身体は「風邪対応」で処理
第7章 国民は頑張っている。厚労省と医師会はもっと努力を

出版社・メーカーコメント

 医師7人が語る「茶番劇」の正体!誰も明言してこなかった「日本コロナ」の不都合な真実現役医師たちが本音で語る「日本コロナ」の真実! 
 日本に新型コロナウイルスによる感染者が発生し1年以上が経過した。この1年で確実にわかったことは、日本では感染者、死亡者数が欧米に比べ圧倒的に少ない事実である。 しかし、メディアは新型コロナの恐怖を煽り続け、政府は科学的根拠を示すことなく今年1月に2度目の緊急事態宣言を発出した(4都県は3月21日まで措置延長)。本書は政府、自治体、医師会等による新型コロナウイルス自粛政策に疑義を呈する医師7人へのインタビュー集である。個別の事象の捉え方において7人の意見には相違もある。
 しかし、過度な自粛要請を繰り返すべきではないという認識では全員が一致している。国民や国家に取り返しのつかない甚大な“副作用”をもたらすことが明らかだからだ。
 多くの人々を不幸にするだけの政策は、もう終わりにすべきだ。

著者紹介
鳥集 徹 (トリダマリ トオル)  
1966年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部社会学科新聞学専攻卒。同大学院文学研究科修士課程修了。会社員・出版社勤務等を経て、2004年から医療問題を中心にジャーナリストとして活動。タミフル寄附金問題やインプラント使い回し疑惑等でスクープを発表してきた。『週刊文春』『文藝春秋』等に記事を寄稿している。15年に著書『新薬の罠 子宮頸がん、認知症…10兆円の闇』(文藝春秋)で、第4回日本医学ジャーナリスト協会賞大賞を受賞

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