森高千里 雨
短歌応募に3ヶ月落ち続けるが、来月もチャレンジ!!ガバチョフ👍🏻ガバチョフ👍🏻
雨の日は窓を開けてピアノを弾く
人と自然が生んだエチュード
目を閉じると傘をたたく雨でなく
飛び上がる僕へとあたる雨
カバンの中に靴下が入ってる
そうか午後から雨だったんだ
雨よ 今夜だけ、2人の空間を
縮めるためのコンビニの傘
会いたいが約束をしてない夜に
気持ちを冷ますローカルな雨
にわか雨で濡れた本を見るたびに
記憶している言葉が消える
冒険と呼んでいた雨を
今では憂鬱と呼びうつむく世界
海を打つ雨が境界をぼかして
曖昧になる夢と現実
窓ガラスをそっと閉じる
能力者として雨の音を消すように
この街で平等に降り注ぐ雨、
コンクリートをさまよい消える
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